ダル羽子板は４万８０００円也

　年の瀬の風物詩として知られる「羽子板市」が１７日、東京都台東区の浅草寺境内で始まり、レンジャーズで今季メジャーデビューしたダルビッシュ有投手（２６）の羽子板などが登場。訪れた観光客や参拝者らの目を楽しませた。

　ダルビッシュの羽子板は長さ２尺（約６０・８センチ）で価格は４万８０００円。赤い本拠地仕様のユニホーム姿で帽子のつばやあごひげも精巧に作られている。製作した秀徳人形工房は「毎年、その年を代表する人たちを羽子板にしている。ダルビッシュの羽子板は（値段が）やや高めです」と話した。

　境内には約４０店の露店がひしめき、なでしこジャパンの澤穂希、男子体操の内村航平らの羽子板も店頭に並んだ。１９日まで開かれ、３０万人近い人出が見込まれる。　（鶴田真也）