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【プロ野球】菅野が東京D開幕投手 3・2のOP戦ソフトバンク戦2012年12月18日 紙面から
【ホノルル(米ハワイ州)井上学】優勝旅行中の巨人・原辰徳監督(54)は16日(日本時間17日)、来年の東京ドーム初戦となる3月2日のソフトバンクとのオープン戦で、ドラフト1位の菅野智之投手(23)=東海大=を先発させる構想を語った。 巨人は2月28日からヤフードームでWBC日本代表、中国代表と2連戦した後、東京ドームに戻って3月2日からソフトバンクとの2連戦がある。原監督は「少なくとも、この4試合はいい投手、競争に勝ち残りつつある投手が投げることになるでしょう」と侍ジャパン組を除く主力級の登板を想定。その上で「東京ドームに慣れていない人たちを投げさせた方がいいと思っている」と話した。 ローテ当確組は東京ドームで「足慣らし」をする必要がない。2013年の本拠地初戦に見合う「顔」で、「マウンドに慣れていない人」となると、菅野となってくる。 指揮官はドラフト直後に「伯父−おい」の関係を断絶する方針を固め、取材陣にも親族であることを前面に出さないように要請している。本拠地開幕戦での先発構想は決して縁故起用ではなく、先発候補の一人として純粋に計算している証明でもあるようだ。 主将の阿部が率いる侍ジャパンと菅野の対決に期待する野球ファンもいる。ただ、原監督は「あまりプレッシャーをかけたくない」と慎重だ。昨年も、ルーキーだった沢村のオープン戦初登板は東京ドーム初戦。即戦力投手がうまく滑り出せるよう、気を使いながらの起用だった。 G党の温かい声援を受ける本拠地であれば、過度な重圧を感じることもない。さらに、2年越しの巨人愛を実らせた右腕が東京ドームでの「開幕投手」を務めることになれば話題性も十分。これ以上ない環境で菅野が船出する。 PR情報
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