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熱海 宿泊客からノロウイルス検出
12月17日 20時51分

今月上旬、静岡県熱海市の旅館に宿泊した合わせて24人がおう吐や下痢の症状を訴えて、一部の人からノロウイルスが検出され、保健所は、この旅館の食事が原因の食中毒とみて、17日から当分の間、営業禁止の処分にしました。

処分を受けたのは、熱海市和田町の旅館「あたみ石亭」です。
熱海保健所によりますと、今月8日と9日にこの旅館に宿泊した東京や愛知などの24人が、おう吐や下痢の症状を訴え、このうち3人からノロウイルスが検出されました。症状はいずれも軽く、快方に向かっているということです。
症状を訴えた宿泊客が共通して食べているのが、この旅館の料理に限られることや旅館の従業員14人からもノロウイルスが検出されていることから、保健所は旅館の食事が原因の食中毒とみて、17日から当分の間、営業禁止としました。
あたみ石亭は「安心安全を心がけていたが、このような事態になってしまい申し訳ありません。消毒を徹底するなどして再発防止に努めたい」と話しています。

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