トップページ社会ニュース一覧山梨 弁当で300人余が集団食中毒
ニュース詳細

山梨 弁当で300人余が集団食中毒
12月16日 14時44分

山梨 弁当で300人余が集団食中毒
K10042194511_1212161511_1212161518.mp4

山梨県甲斐市の仕出し弁当店で作られた弁当を食べた300人余りが相次いで下痢や吐き気を訴え、山梨県は、ノロウイルスが原因の集団食中毒と断定しました。
山梨県は、この店が1日当たりおよそ3800食の弁当を県内の企業などに提供していることから、さらに患者が増えるおそれがあるとみて調べています。

今月13日、山梨県南巨摩郡の事業所から「仕出し弁当を食べた数人が、下痢や吐き気を訴えた」と連絡があり、保健所が調べたところ、いずれも甲斐市玉川の仕出し弁当店「るんるんランチ」で作られた弁当を食べていたことが分かりました。
山梨県が患者や従業員などを調査したところ、このうち32人からノロウイルスが検出され、山梨県は、ノロウイルスが原因の集団食中毒と断定しました。
山梨県によりますと、15日の時点で、この店の弁当を食べて食中毒の症状を訴えた人は県内の97の企業などの合わせて319人に上り、いずれも症状は軽いとみられるということです。
この店では、山梨県内の企業などに1日当たりおよそ3800食の弁当を提供しているということで、山梨県は、さらに患者が増えるおそれがあるとみて調べています。

[関連ニュース]
このページの先頭へ