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高齢者施設でノロウイルス検出 栃木
12月14日 22時29分

栃木県南部にある高齢者施設で、14日までに施設のお年寄りや職員、合わせて31人が相次いでおう吐や下痢などの症状を訴え、県はノロウイルスが原因の感染性胃腸炎とみて調べています。

栃木県によりますと、県の南部を管轄する県南健康福祉センター管内の高齢者施設で、今月3日から14日までに、施設のお年寄りや職員、合わせて31人が相次いでおう吐や下痢などの症状を訴えました。いずれも症状は軽く、快方に向かっているということですが、県が調べたところ、5人のお年寄りからノロウイルスが検出されたということです。
このため、県では、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団感染とみて、施設に対して施設の消毒や手洗いの徹底などを指導しました。
栃木県内では、このところ保育園や高齢者施設などでノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団感染が相次いでいることから、県は感染を防ぐために、手洗いやうがいの徹底に加えて、患者が吐いたものを処理する場合は、マスクや手袋をしてしっかりと拭き取り、塩素系漂白剤で消毒することなどを呼びかけています。

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