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「日韓協力委員会創立40周年記念レセプション」開催

 平成20年5月27日、日韓協力委員会は創立40周年記念レセプションを東京・帝国ホテル「富士の間」で開催した。このレセプションには会員はじめ、国会議員、韓国大使館、中国大使館、外務省、関係団体等から約850名の出席者があり、韓国からは韓日協力委員会の南悳祐会長、李承潤、李大淳、呉在熙、李忠求各副会長、具範謨政治分科委員長、厳相皓諮問委員、金周鎰運営委員、李元洪、姜大元、李尭植、閔興淑、崔海淑各委員、禹ジョンホ事務総長が来日した。

 レセプションは渡辺秀央副会長兼理事長代行の司会進行で進められた。最初に中曽根康弘会長より「この協力委員会は毎年、一度も途絶えることなく日韓両国の友好親善のための合同総会を開催し、両国の協力について討議を重ね、外交、政治、経済、文化等々、広範に亘り政府に伝達してきた。そして40年前から戦略的互恵関係より更に前進した提携関係を実行してきている。日韓と韓日の両委員会は日韓の動脈だ。日韓の体が故障しても動脈がしっかりしている。我々こそが両国を支えていく」と挨拶した。

 南悳祐韓日協力委員会会長からは、「両国委員会は、両国関係の天気が晴れようが曇ろうが一貫して両国間の相互理解と友好協力関係の増進のために全力を尽くしてきた。これからも過去40年間積み重ねてきた貴重な経験と友好の精神に基づき心を合わせて協力すれば日韓両国の共同繁栄に寄与することが出来ると信じている。そして両国協力委員会の発展と両国の隆盛を願う」との祝意をいただいた。

 引き続き福田康夫内閣総理大臣から寄せられた祝辞を町村信孝官房長官が代読し、李明博大韓民国大統領からのメッセージを着任したばかりの權哲賢韓国大使が読み上げた。また来賓として挨拶した安倍晋三前内閣総理大臣は、「自分の祖父が初代会長に就任したおりの挨拶を見て、当時はまだ冷戦の最中であったが自由主義陣営の中で地域や世界の平和と安定のために両国委員会がしっかりと責任感を持って日韓の連携を深めていこうという強い意志を感じた。この40年間色々な問題があったが日韓・韓日協力委員会というパイプを絶つことなくしっかりと絆を持ち続けたことは極めて大きな意義があった」と敬意を表した。最後に江田五月参議院議長は自身の父親がソウルの中学校で学んだことなどに触れ、今後の日韓関係の発展を記念する旨の話をいただいた。

 当日は中曽根会長の満90歳の誕生日(卒寿)ということで俳優の森光子さんから花束が届いており、清水久子理事長夫人が中曽根会長に花束を手渡した。また清水信次理事長は乾杯の挨拶で、90歳の卒寿を迎えられた中曽根会長にこれからは日本と韓国だけでなく、日中韓3カ国の結束、協力によって新しいアジアを作り、アメリカ、EU欧州、ロシアとの共存し、世界の平和と安定を実現していただきたいと現役続行をお願いして乾杯の音頭を取った。





<中曽根康弘会長>





<創立40周年記念レセプション>


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