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サンタが避難生活の子どもたち訪問12月15日 17時57分
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原発事故の影響で、東京・江東区で避難生活を続ける福島県南相馬市の子どもたちを励まそうと、フィンランド政府が公認するサンタクロースが、避難先の宿舎を訪れ、子どもたちと交流しました。
フィンランド政府公認のサンタクロースが訪れたのは、江東区東雲にある公務員宿舎です。
15日は、この宿舎で避難生活を続ける南相馬市の子どもたちおよそ50人が集まり、サンタクロースとの交流を楽しみました。
会場に長いひげをたくわえたサンタクロースが登場すると、子どもたちは大きな歓声を上げて歓迎し、「サンタさんは何歳ですか」と質問したり、一緒に写真を撮ったりしていました。
フィンランドのサンタクロースは、毎年この時期に全国各地を訪れていますが、ことしは、この宿舎に避難する母親から「子どもたちを励ましてほしい」と要望されたことをきっかけに、訪問が決まったということです。
訪問が決まる前には、子どもたちも絵はがきを送って、避難先に来るよう呼びかけたということで、会場にはその絵はがきも展示されています。
プレゼントを受け取った8歳の女の子は、「サンタクロースは大きくてびっくりした。本当に会えて、とてもうれしい」と話していました。
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