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伝統の「世田谷ボロ市」始まる
12月15日 13時7分

伝統の「世田谷ボロ市」始まる
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安土桃山時代から続く伝統のボロ市が、東京・世田谷区で始まり、古着や骨とう品などを買い求める人たちでにぎわっています。
15日は午後8時までで、16日も開かれるほか、年が明けた来月15日と16日にも開かれます。

「世田谷ボロ市」は、430年以上前の安土桃山時代に、ぞうりを補強するための古着の切れ端を売る店が軒を連ねたことが由来とされ、今では世田谷の師走の恒例行事となっています。
ことしの初日となる15日は、東急世田谷線の世田谷駅周辺の会場に、古着や骨とう品などを販売する700近い店が並び、朝から大勢の人たちでにぎわっています。
このうち着物を売る店では、価格にして2000円前後の商品が並び、訪れた人たちが帯と着物の組み合わせを考えながら品定めをしていました。
また、カーテンの生地などを扱う店では、1点1点生地を広げて柄や素材を確認しながら、お気に入りの商品を探す人の姿も見られました。
60代の女性は「購入した生地でクッションのカバーやテーブルクロスを作るつもりです。いろんなものが安く買えることがボロ市の魅力です」と話していました。
また、会場ではつきたての餅を使った名物の「代官餅」も販売され、長い行列ができていました。

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