東日本大震災で投票所から遠い仮設住宅で暮らす被災者のため、宮城県気仙沼市の選管は仮設住宅に期日前投票所を開設。住民が次々と訪れた=岩手県一関市、日吉健吾撮影 |
【中村信義】16日投開票の衆院選で、全国に設けられる投票所が2009年の前回衆院選より1764カ所減る。市町村合併や人口減による統廃合などが主な理由だが、民主党政権下での「事業仕分け」で投票所経費が対象になったことも背景にある。過疎に悩む地方では投票所が遠くなり、投票率の低下も心配されている。 …
なぜこんなことになったのか? 気鋭の研究者と現役の官僚が、民主党政権の「政治主導」を検証し、将来の再度の政権交代に備えて「教訓」を導き出す。