• トピックス
• スポーツ
• プロレス
• エンタメ
• ノンセクション
• レース

• 特集
• 社会
• マネー
• ヘルス

　不評のロングヘアは断髪式で――。自民党の小池百合子元環境相（６０）が当選し、伸びた髪の毛をバッサリ切ると宣言した。小池氏は２００９年に野党となって以来、「政権奪還まで髪を切らない」と願掛けを開始。周囲からも「やはり似合わない」と不評を買っていたが、ようやく切ることができる。

　前回は比例復活に甘んじたが、今回は開票５分で当確が出た。選挙事務所に集まった支持者を前に「ようやくうっとおしかった“臥薪嘗胆ヘア”を切ることができます」とニッコリ。「断髪式は１９日午後４時から行います。国技館がよかったけど、無理ということでした。ハサミはこちらで用意します」と、相撲流の断髪式を行うと表明した。

　ショートカットのイメージが強い小池氏が髪を伸ばし始めたことで、周囲は困惑。中途半端な長さのときは「スフィンクスみたい」（自民党関係者）と恐れられて（？）いた。小池氏の秘書は「相撲の断髪式みたいにやるのは今日知りました。支援者のみなさんにちょっとずつ切ってもらおうということですね。切った髪ですか？　相撲の場合はどうしているのでしょう。ウチは捨てちゃうんじゃないかな」と話す。相撲の場合はケースに入れて記念に保存することが多い。小池氏にとって苦い記憶の詰まった髪の毛はいらないようだ。

　２００７年の防衛相時代に小池氏はライス米国務長官（当時）と会談した際、「マダム・スシと呼んでほしい」と発言。話題となったが、断髪式を経てマダム・スモウへと変身する。