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長州が“荒鷲二世”に非情ゲキ
2012年12月18日 16時00分

 自力で突破しろ。革命戦士・長州力(61)が、“荒鷲二世”坂口征夫(39)に非情のゲキを飛ばした。

 

「たぶん、みんな征夫のところに狙いを定めてくる。それはそれで征夫がどれだけ力を出せるか。すごい厳しい試合になるぞ」。レジェンドの来年1・13後楽園ホール大会で征夫、藤波辰爾と初トリオを結成し、蝶野正洋、天山広吉、獣神サンダー・ライガー組と対戦する長州は、こう警鐘を鳴らした。6選手のうち征夫を除く5人はキャリア20年以上の大御所だ。

 

 一方、征夫は総合格闘技からプロレスに進出してまだ1年もたっていない。体重も75キロで最軽量のライガーと比べても20キロも軽く、標的にされることは確実だ。しかも、長州は征夫が劣勢に立たされても助けに入る気はないという。「俺は自分のことだけ。征夫はこういう流れのプロレスもあるんだと分かればいいよね。それは言って分かるものじゃない。どう体感するか」と無慈悲に言い放った。征夫が自分で試練を乗り越えなければそれまでだという。

 

 長州は「すごい、いいチャンス。でもある部分ではここで終わってしまう紙一重の試合になると思う。国会の世界では世襲は成功するけど、この世界では成功するとは限らない」と独特の言い回しで征夫に奮起を促した。

 

 




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