兵庫県尼崎市の連続変死事件で、主犯格とされる角田美代子容疑者が留置場で自殺した問題を受け、兵庫県警の本部長が議会で謝罪しました。

角田美代子容疑者（６４）は、今月１２日、県警本部の留置場で自殺しました。この問題を受け、１７日開かれた兵庫県議会の委員会で、県警の倉田潤本部長は、「重要な事件の容疑者が死亡したことは、誠に残念で申し訳ない」と謝罪しました。倉田本部長は、「（自殺を）どうして防げなかったかについては、十分に検証してまいりますが、県警として、率直に反省しないといけない」と述べました。兵庫県警は、「留置管理部門と捜査部門の連携に問題がなかったかなど検証をすすめたい」としています。