違法風俗店に家宅捜索に入ることを経営者の女に事前に漏らしたとして、兵庫県警のＯＢと現役の警察官ら４人が書類送検されました。

兵庫県警・生活環境課の元警部補は、去年１０月、後輩の現役警察官３人から違法風俗店の捜査状況を聞き出し、知り合いの風俗店経営者の女に、「しばらく店を閉めたほうがいい」などと、情報を漏らした疑いがもたれています。女は店を閉めて摘発を逃れ、別の場所で営業を再開。その情報を掴んだ県警が女を逮捕したことで漏えいが発覚しました。元警部補は、「女が逮捕されれば、自分が違法な店に通っているのもばれると思った」と容疑を認めています。