2012年 12月 17日 当選から一夜明けて決意新たに △▼ １６日の衆院選から一夜明けて岡山・香川の当選者はそれぞれ街頭に立ち決意を新たにしました。このうち岡山２区で初当選した自民党の山下貴司さんは午前７時半頃、生まれ育った岡山市中区の新鶴見橋に立ち有権者に当選を報告しました。挨拶まわりなどで１時間ほどしか眠れなかったということですが、通勤途中の人たちに手を振り、ふるさとの思いを国会に届けたいと決意を新たにしていました。また、香川３区で初当選した自民党の大野敬太郎さんは午前９時半、丸亀市内で街頭演説を行い政治への信頼回復や経済の立て直しなどを強く訴えていました。岡山では５つの小選挙区のうち４つで自民が議席を獲得し民主は選挙区で議席を失いました。一方香川では３つの小選挙区で自民が１議席増やして２議席となり民主が１議席を減らしました。 一票の格差訴　高松の弁護士が提訴 ▲▼ １６日投票が行われた衆院選について一票の格差が是正されないまま実施されたとして、高松市の男性が１７日、選挙の無効を訴え高松高等裁判所に提訴しました。提訴したのは高松市在住の弁護士の男性です。訴えによりますと現在の小選挙区の区割りで香川１区の有権者数は高知３区の約１．５倍の人口があり、高知３区での１票に対し香川１区では０．６６７票にしかならないとしています。そして民主主義の基本である一人一票が実現されておらず、憲法に違反し選挙は無効と主張しています。最高裁は前回の衆院選について去年３月「違憲状態」との判決を出していて、全国１４の高裁と支部で今回の衆院選無効を求める同様の訴えが起こされています。 倉敷市で住宅火災１人死亡 ▲▼ １７日、倉敷市で住宅を焼く火事があり、焼け跡から男性の遺体が見つかりました。警察はこの家に住む１人暮らしの男性と見て身元の確認を急いでいます。きょう午前７時前、倉敷市児島小川の無職中塚博さん（６３）の住宅から火が出ていると近所の人が１１９番通報しました。消防が消火にあたり、火は約３０分後に消し止められましたがこの火事で木造２階建ての住宅約２００平方メートルを焼いて２階の部屋から男性１人の遺体が見つかりました。中塚さんは１人暮らしで火事の後、行方が分からなくなっていることから警察では遺体は中塚さんと見て身元の確認を急ぐとともに火事の原因を調べています。 大原美術館　名画の大掃除 ▲▽ 名画もすっきり迎春準備です。倉敷市の大原美術館で年末恒例の大そうじが行われました。大原美術館の本館にはモネの『睡蓮』やゴーギャンの『かぐわしき大地』など世界的な名画や彫刻８９点が展示されています。大掃除は約５０人の職員総出で行われ、額縁のほこりをはけで丁寧に払ったり、絵を保護するアクリルの表面を柔らかい専用の布で拭いたりと今年一年の汚れを落としていました。大原美術館は年内は今月２７日まで開館し、新年は元日に本館が特別公開されます。では天気図です。