握手、ハグ、肩組み……ボディタッチは相手との心の距離が一気に縮まる行為。しかし、もちろん相手やボディタッチの仕方によっては嫌悪感を抱かれてしまうので注意が必要です。異性からのNGなボディタッチはどのようなものなのか、マイナビニュース会員にアンケートをしました。
調査期間:2012/9/28~2012/10/1
アンケート対象:マイナビニュース会員
有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)
Q.あなたは異性からのボディタッチされることは好きですか?
女性……はい 119人(21.7%)/いいえ 429人(78.3%)
男性……はい 261人(57.7%)/いいえ 191人(42.3%)
女性の約8割が「異性からのボディタッチは好きではない」と答える結果に。男性のみなさん、想像以上に女性はボディタッチを嫌がっているので、気づかいをお忘れなく! 対して男性は「好き」と答える方が半数以上という結果になりました。
「異性からのボディタッチは好きではない」と答えた人の、許せないボディタッチはどのようなものなのか、まとめてみましょう。
【女性編】
■どこを触るとかじゃなくて相手によるから!
・「自分が相手を好きか嫌いかでわかれる。好きな人でも、夏の時期の素肌へのタッチは嫌……。汗でベトベトしているんじゃないかと余計に変な汗をかいてしまう(笑)」(28歳)
・「相手のキャラによる。いつもかわいがってくれているお父さんみたいな、お兄ちゃんみたいな存在の上司にヘッドロックされたときは、別に嫌じゃなかった」(30歳)
・「イケメン以外触らないでほしい」(28歳)
いわゆる「※ただしイケメンに限る」はボディタッチにも適用されるよう。ほかの人が女性にボディタッチしていたから自分もOK、なんて考えは注意しましょう!
■悪意がないなら問題なし
・「人混みで声が届かずに呼び止めるとき、肩をたたかれるのはOK」(32歳)
・「励ましや慰めで頭や肩をポンポンたたいたりするのはOKだが、仲良くしようアピールが強すぎるベタベタな感じはアウト」(26歳)
・「肩を触るにしても、ポンと手を置くくらいならいいけど、その指がやらしい人は本当に不快に感じる」(24歳)
・「脇腹や太ももを何回もボディタッチすることは許せない」(18歳)
悪意がないにしても、相手を不快に思わせてしまう時点でボディタッチはセクハラになってしまいます。相手が嫌がっているかどうか察知しないと取り返しのつかないことに!
【男性編】
■触られることに境界線はない?
・「場所とか触り方にかかわらず、ボディタッチ自体が許せない」(25歳)
・「基本的にどんなボディタッチでも不愉快に感じてしまう」(45歳)
・「かわいい女の子だろうが嫌。ボーダーラインは特にありません」(24歳)
女性からのボディタッチが嫌という男性の3分の1が、相手や場所にかかわらず「触られることそのものが苦手」という回答でした。男性は半分以上がボディタッチ好きなのに、嫌いな人はとことん嫌い……。振れ幅が大きすぎて女性は困ることが多いかもしれません。
■なかなか予測不能が多い男性のボーダーライン
・「慣れていないため、ボディタッチの持続時間1秒以内がボーダーライン」(27歳)
・「元気な感じで触られるのはいいけれど、しなっとした感じだと緊張するので非常に困る」(40歳)
・「左利きということもあって左側は常にフリーにさせたいので、初対面の異性には左側を触れられてほしくない」(30歳)
触られること自体が嫌!という人以外は、人によってかなりボーダーラインがバラケていました。左側と右側でまったくリアクションが違うのは、女性にとって分かりにくすぎです。
シャイな人が多いとされる日本ではボディタッチのハードルはまだまだ高い様子。悪意のないボディタッチは愛にあふれていてそばからみていてもほほ笑ましいですが、相手への気づかいを忘れず実践してほしいものです。
(黒木貴啓+プレスラボ)