2011-12-10
Kindle Touchを買ったのでレビュー
Kindle Touchを購入した。基本的にアメリカ国内からしか買えないらしい(Kindle4は買えるらしい)。広告付き(Special Offerってやつ)で$99だった。$1=\78ぐらいなので安かった。送料その他もろもろで3500円ぐらい掛かった。転送サービスは某N社である。某Nさん私にアフィを…
ちなみに、「必見!本物の英語を身につけるための究極ツール『Kindle Touch』はポップアップ英辞郎も可能でまさに最強!」なんてタイトルにすればたくさんはてなーが釣れそうだけどそんなはしたないことはしません。
ちょっと使ってみた結論としては、「Kindle形式のファイルを読むためのツール、それ以外は不可。PDF読もうなんて甘い」である。感じた点をつらつら箇条書きにしていく。
- Kindleは4世代目であるが、初のTouchパネルモデルである。気になるタッチパネルの精度はそれほど良くないが慣れれば普通に操作可能であり、(とは言えときどき意図する反応を示さず(`´))我慢できるレベル。
- 大きさは文庫本よりやや大きい。描画領域がちょうど文庫本の一ページ分ぐらい。個人的にはちょっと小さいと思うが、片手で持つことを目標としたデヴァイスなので、このあたりの大きさが限界だろう。小さすぎて文字が読めないということはない。
- E-inkはやはり書き換えが遅い。おおよそ1秒ぐらい書き換えに時間が掛かっているようである。タッチパネルとの相性は良くないが、気長に待つべし。
- E-inkは、当然ながら暗いところだと読めない。とは言え普通の明るさの場所なら十分読める。早い話、質の悪い紙みたいなもんである。ちなみにKindleに取り付けるミニライトみたいなのも本家で販売している。ちょっと欲しい。
- Kindle形式の本を読む場合はたいへん優れている。ページめくり等は遅いといえば遅いが1秒程度なのでそれほど気にならず快適に読める。
- それ以外の形式、たとえばPDFなどの閲覧は絶望的(↓にキャプチャを貼っておきます)。読む気がしないレベル。というか何故読めるようにしたってレベルで、読めませんとしておいた方が良かったのではないか。Amazon.comではKindle Touchの評価が☆3つ半であまり良くないがこのへんが作用しているようである。具体的には、拡大・縮小が極めてもっさりでやりにくい(E-inkの書き換え速度の遅さやタッチパネルの精度、ソフトウェアの未成熟などが原因だと思う)。
- マンガ読みは、試みていないがPDFが話にならないあたり辛いと推測。
- 英辞郎辞書をポップアップで使うことが出来る。英辞郎辞書から自分でKindle形式の辞書ファイルを作っている人もいるようだが、私は面倒なので http://www.east-village.jp/KINDLE/ から購入する予定。1570円だから安いと言える(試用版を入れてみたキャプチャを↓に貼っておく)。辞書は単語を長押しすると起動する。ちょっと遅いけど我慢はできるレベルだし便利かと。辞書が表示されるまでに、3秒ぐらいかと。それでも紙の辞書や電子辞書を引くよりはずっと早いし楽だと思う。
- 追記@2011年12月12日、上記リンク先から辞書を購入してみた。非常に快適。ついに人類は単語をタップするだけで辞書を引けるようになったのだ…(昔からポップアップ辞書ソフトはあったのでこれは言い過ぎ)。連語ももちろん引くことが可能。ちなみに普通の電子辞書としても使えて良い感じ。なおこの辞書、ポップアップの場合、意味一覧が一行目から二行目に表示されてこれがたいへん快適である。こうなっていない場合、延々と辞書をめくっていく必要があり面倒なのだ。
- USB経由での書き込み超遅い。Win7の私の環境だと2MB/s程度しか出ません。追記@2011年12月12日、と思ったらMacだとそれなりに速度は出ている…どうなってんの。まああまり書き込んだりする機会が無いので遅くても問題ないが。
- Text To Speech という読み上げ機能が付属していて読み上げしてくれるががっかりなクオリティ。聞けなくはないが、前時代の機械音声って感じ。Jobsならたぶん壁にKindleを投げつける程度ではある。私はまあ我慢できる。
- 電池の持ちが良い。iPhoneなどはすぐに電池がなくなるが、これは公表で2ヶ月持つらしい(1日30分読書、Wi-FiをOFF環境)。確かにそのぐらい持ちそうではある。最近、本を読むためだけのKindleや、音楽を聞くためだけのWalkManを使っているのだが、何でもこなせるiPhone/iPadに対する優位性はバッテリーと、その用途に特化した機能が挙げられる。たとえばWalkmanの多彩な再生機能とか。
以下、キャプチャを貼っていく。コンピュータのモニタでこれを見ると何だか良さげだが、Kindleだとここまで白黒の濃淡がはっきりしていない上に表示が小さいのでこれほど良くない。
- ↓ホーム画面。保存したコンテンツの選択画面である。左上にアカウント名が付く(設定で変更可能だが)。「←」は戻る、カートの画像はKindleストアへアクセスの意味である。他のページに進むには一本指で上下にスワイプする。下の方にあるのは、$99版Kindle Touchに付く広告。このホーム画面とスクリーンセーバー画面に広告がつく。コンテンツを閲覧しているときには広告は出ないので読書を阻害することはない。
- ↓辞書を使ってみたところ。単語を長押しタップすればこうやって辞書をひけるので便利。
- ↓PDFを表示してみたその2。拡大してみた。読めるじゃんと思うかもしれないがそれはモニタでこの画像を見ているからで、超絶使いにくい。拡大縮小にえらい苦労する。やはりダメダメである。
- ↓AudioBookのサンプルを入れてみた。シークがし辛いので専用のmp3プレイヤーを使ったほうが良いと思う。
追記@2011年12月12日
不満な点
- スクリーンセーバー画面から復帰するときに、電源ボタンを押さないといけない。ホームボタンで復帰したいのに出来ない。不満。
追記@2012年1月17日
しばらくほど使ってみたが紙の本よりいいなと思う点がある。操作性である。本を読むには両手が必要だ。ページを抑える手とめくる手。しかしこのKindle、ほとんどの場合で片手で済む。フォントを変えたり、他のチャプターに移動したりするときは片手では辛いが。ともかくKindle本の内容を読んでいるときは片手で済む。これが非常に楽であり、紙の本を読んでみると操作性の悪さに辟易するほどだ。ベッドでKindleも楽である、ベッドにKindleを置いて一本の手で押すだけである。
また、CalibreというソフトでKindle本(.mobi形式)を自作可能である。ちなみに、とあるjpgの資料を.mobi形式にしてみてこのKindle Touchで読んでみたが小さすぎて読みにくい。拡大等もできないようでお話にならない。
このようにタブレットの良さというものを実感しつつあるので、PDF読みのために iPad3の購入も検討している。
いわゆるJailbreak手法が公開されたのでやってみたが、何かできるようになるわけでもなさそうなので利点は現状ないだろう。せいぜい3G版KTをテザリング可能、アクセス制限解除というところだろうか。現状ではテザリングアプリは出ていないようだが。
全体のまとめ:
ちなみに文句ばっかり書いているようだが、Kindle本であれば普通に読めるし、辞書ポップアップはたいへん楽だ。と言うわけで、iPhoneやMB、自作コンピュータ同様、常時使用することになるdevice間違いなしである。Kindleはmust buyだ。
- 13 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=visual studio 2010 64bit ビルド&source=web&cd=1&ved=0CCIQFjAA&url=http://d.hatena.ne.jp/mitsc1729/20101209/1291893350&ei=lJ3kTuftK6PsmAW_7YXvBA&usg=AFQjCNEux8MbGiXgIDlSu560P
- 12 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=深さ優先探索 c言語&source=web&cd=1&ved=0CCYQFjAA&url=http://d.hatena.ne.jp/mitsc1729/20110213/1297623753&ei=5UHlTpqwIOaHmQXr5exF&usg=AFQjC
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- 8 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=kindle touch ファイル転送&source=web&cd=6&ved=0CEsQFjAF&url=http://d.hatena.ne.jp/mitsc1729/20111210/1323541509&ei=L7XkTonmGsXtmAXvkMnBDA&usg=AFQjCNHr7wVytz
- 8 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=kindle&source=blogsearch&cd=11&ved=0CHUQmAEwCg&url=http://d.hatena.ne.jp/mitsc1729/20111210/1323541509&ctbm=blg&ei=WQDkTpjMLcL-mAW-_7Q7&usg=AFQjCNHr7wVytzlGzWevTaz4gjp62lKjLg
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- 7 http://t.co/8BIcCWLW
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