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【民主惨敗、自民圧勝】失望と消極的支持。政争を越えよ/有権者は冷めていた/改憲は国民が求める争点だったとは言えない


【福井新聞】<社説>
■失望と消極的支持現政権に国民の大審判が下った。第46回衆院選は民主党が惨敗を喫し、わずか50議席台に。自民党は単独過半数を大きく上回り、計320議席を超えた自公が3年3カ月ぶりに政権を奪還、連立政権が復活する。

 本県3小選挙区も稲田朋美、山本拓、高木毅各氏の自民党前職が独占。比例単独で助田重義氏も初当選を果たした。

 経済・雇用改善、大震災と福島原発事故からの早期復興、拉致問題、悪化する中国との関係修復など、内憂外患の日本は課題山積し危機的でさえある。迷走を続け国民の信頼を失った政治の立て直しがまず必要だ。新政権は国家像を明確に掲げ、政策遂行にまい進してほしい………(2012年12月17日)<記事全文>

【河北新報】<社説>
■民意のありかを見誤るな「日本を、取り戻す」。保守色を前面に出す安倍晋三自民党総裁が選挙期間中、連呼したスローガンだ。
 「日本」の意味するところはいまひとつ、はっきりしなかったが、少なくとも一つは取り戻した。2009年夏の総選挙で一敗地にまみれて以来、党の宿願だった政権復帰が成就した。
 きのう投開票が行われた第46回衆院選は自民党が290を超える議席を獲得して圧勝、安倍首相が誕生することが確実となった。一度辞職した首相が返り咲くのは、戦後では吉田茂以来だ。
 連立を組む予定の公明党の議席と合わせると、野党が多数を占める参院で否決された法案を、衆院で再可決できる321議席を超えた。
 一方、野田佳彦首相は民主党大敗の責任を取って、党代表を辞任する意向を示した……(2012年12月17日)<記事全文>
 


【北海道新聞】<社説>
■謙虚な政権運営を第46回衆院選は自民党が圧勝した。公明党と合わせて320議席を超え、全議席の3分の2を占めることになる。
 民主党は60議席に届かず、選挙前勢力230のほぼ4分の1まで落ち込んだ。1998年の結党以来最悪の結果となった。
 3年間の民主党政権に対する厳しい審判である。内外の課題を解決するために、有権者は自公両党の経験の豊富さと安定感に期待した。
 ただ、自民党の安倍晋三総裁が強調してきた改憲は必ずしも国民が求める争点だったとは言えない。
 有権者はすべてを白紙委任したわけではない。国民が一番望むことは何か。そこに耳を澄ませて、謙虚な政権運営を心がけてもらいたい………(2012年12月17日)<記事全文>

2012/12/17 11:53

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