［地方］生活保護費を不正受給容疑　県警、男女を逮捕　兵庫（2012.11.22 02:03）

　生活保護費を不正に受給したとして県警捜査２課は２１日、詐欺容疑で加古川市平岡町土山の無職、鈴木敦子（５６）と知人で韓国籍の自称建設業、洪幸大（４２）の両容疑者を逮捕、送検したと発表した。

　調べに対し、鈴木容疑者は「生活費の足しにしたかった」などと容疑を認めているが、洪容疑者は「金はもらったが、不正受給と知らなかった」と否認しているという。

　送検容疑は昨年１２月、神戸市中央福祉事務所に対し、鈴木容疑者が生活に困窮しているなどと偽って生活保護を申請。今年２～９月、８回にわたり生活保護費計約１０１万円を不正に受給したとしている。

　同課によると、鈴木容疑者は洪容疑者に対し、不正受給した生活保護費の半分以上を渡していたという。