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【プロ野球】稲葉が先生役に名乗り 打者・大谷の指南役2012年12月16日 紙面から
【ホノルル(米ハワイ州)川越亮太】日本ハムの稲葉篤紀内野手(40)が14日(日本時間15日)、ドラフト1位で入団が決まった花巻東高・大谷翔平投手(18)の先生役に名乗りを上げた。2000安打を達成し、他球団の選手からも慕われるベテランは、逸材のサポートには適役。稲葉はプロ18年の経験を生かし、大谷の成長を手助けしていく決意だ。 「米国でルーキーリーグからやるのは大変。ファイターズに入ってよかったよね」。まずは大谷の入団を喜んだ稲葉。チームの輪に加わる男の成長が気になるだけに「渡辺打撃コーチがいるからどこまでみられるか分からないが、サポートしていきたい」。頼もしい言葉が自然と口を突いた。 これまでもチームのよき兄貴分として若手に接してきた。今季は毎試合後、中田の素振りをチェック。不動の4番に成長させた。糸井や陽岱鋼らにアドバイスを送り、鉄壁の外野陣を支えた。手腕は来季から選手兼任コーチに就任することからも証明されている。 さらに、ヤクルト時代に野村克也氏から人としての生き方を厳しくたたき込まれ、メジャー挑戦失敗という挫折も味わった。豊富な人生経験があれば、悩み多き大谷のよき相談相手にもなれる。栗山監督も稲葉に期待をかけ、ハワイを後にする前に頭を下げたという。 「大谷にはバッティングをさせるから頼む!!」 もちろん、稲葉は即座にOKサイン。新人合同自主トレ中の来年1月11日、コーチ会議で鎌ケ谷を訪れる時に対面することを心待ちにしている。「11日の午前中に見るのかな。大谷君は1年かけてプロの世界を知ることが大事。WBCの経験? 話す場面になれば話しますよ」。大谷にとって、稲葉の言葉はすべてが金言。投打二刀流に挑む逸材のお手本になるはずだ。 PR情報
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