衆院選:野田首相 16日夜の記者会見要旨
毎日新聞 2012年12月16日 23時57分(最終更新 12月17日 00時01分)
野田佳彦首相(民主党代表)が16日夜、東京都内で行った記者会見の要旨は次の通り。
<代表辞任>
◆民主党にとって厳しい結果となった。国民の審判であり、厳粛に受け止める。同志や有為な人材を数多く失い、痛恨の極みだ。政治は結果責任だ。最大の責任は党代表の私にある。結果を重く受け止め辞任する。(26日にも召集予定の)特別国会の前に新代表を選び、(首相指名で)その名前を書くことからスタートすべきだ。国民に信頼、期待される政党になる体制を一日も早く作ってほしい。
<敗因>
◆3年3カ月の政権運営に対し、政権交代を実現させた国民の熱い期待に応えることができなかった。厳しい評価が下された。
<国会運営>
◆大事な局面の日本の針路だ。政局でなく政策中心で、3党合意など約束したことは前に進める協力はある。針路を間違えないよう厳しくチェックすることも野党の役割だ。