【釜山聯合ニュース】韓国・釜山のデザイン企業の日本進出が本格的に推進されている。
企業へのデザインコンサルティングなどを手掛ける釜山デザインセンターと釜山経済振興院は11日、福岡で事業説明会を開催した。
韓国と貿易関係にある日本企業や韓国人観光客の多いショッピングモールを対象に、韓国人の情緒や好みに合う製品・包装デザインを提案し、デザインサービスを輸出するためのもので、釜山のデザイン企業8社が参加した。
日本側は福岡の一般企業やデザイン企業など60社余りが出席し、関心の高さをうかがわせた。説明会後には個別の商談会も行われた。
釜山デザインセンターはまた、JR博多や複合商業施設のキャナルシティ博多、私鉄の西日本鉄道などを訪れ、釜山のデザイン企業の進出に向けた基盤を固めた。
同センターは、昨年末には釜山のデザイン企業15社と福岡のデザイン企業17社による交流会を開催。今年7月にも、両都市のデザイン企業による共同研究会を開くなど、活発な交流活動を続けている。