【ソウル聯合ニュース】金滉植(キム・ファンシク)首相は11日の閣議で、「電力需給は国家経済はもちろん、国民生活の安定に直結する問題であるだけに、原子力発電所の再稼動、需要管理など需給安定のため全力を挙げるべきだ」と強調した。
厳しい寒波で電力使用量が急増し、電力需給状況が芳しくないことを受けての発言。節電運動が国民生活の中で根付き、しっかり実践できるよう国民の協力を求めるため努力するよう求めた。
また、低所得層の暖房費支援など庶民生活の安定対策に支障が出ないよう細心の注意を払うよう指示した。
一方、韓国電力取引所はこの日午前、電力警報「関心」を発令した。電力警報は準備(正常)、関心、注意、警戒、深刻の5段階に分かれている。