吸血女 洋子 第10章
第10章 血の晩餐
「着いたわ。いいお家に住んでるのね。」
「そうね。お父様が会社の重役でもしてるのかしら。」
家庭訪問の当日、潤の自宅前に到着した2人は、2階建ての豪邸を眺めながら、そう呟いた。
チャイムを鳴らした洋子は、門を抜け、玄関のドアに辿り着いた。
「いらしゃいませ。いつも潤がお世話になっております。」
穏やかな笑顔と共に、潤の母は2人を出迎えた。
(きれいな人ね。潤君が美少年なのも当然ね。)
洋子は案内された部屋のソファーに腰を下ろした。
「はじめまして、わたしが潤君のクラスを担当している○△静香といいます。」
「静香さんですか。いいお名前ね。」
「そして、わたしはこの学年の教務主任の□○洋子です。」
「洋子さん・・・・・。」
応接室に案内された洋子は、祥子の顔を見る。
その瞬間、洋子の瞳によって、催眠を掛けられた祥子は、洋子の顔を黙って見つめている。
「今日は潤君はどちらへ?」
「・・・・・・。」
「お母様、潤君の事なのですが・・・。」
「はっ、ごめんなさい。じゅ、潤は2階で勉強をしています。後ほど案内します。」
(はぁ~、わたし、どうしちゃったのかしら。女の人なのに、洋子さんがすごく素敵に見えるわ。体も火照って、したくて、したくて、たまらないわ。)
潤の母の様子を見た洋子は、静香の方を向いて、妖しく微笑んだ。
「お母様、具合でも悪いのでは?お顔が真っ赤ですよ。」
「ごめんなさい。ぼ~っとして。大丈夫ですから。」
「そうかしら。汗で、着ていらしゃるブラウスが体に・・・。」
潤の母の祥子は、静香の言葉に驚き、自分の上半身を確認する。
いつ吹き出たのだろうか、雨の中を歩いて来たかのように濡れたブラウス。
そのため、下に着けているワインレッドのブラがいっそう、際立っていた。
「お母様、このままですと、お風邪をめされてしまいますわ。着替えられた方が。」
「そ、そうですね。それでは、申し訳ないのですが、少々、お待ちいただけるかしら。」
その場を離れ、自室の方へ向かう祥子を、静香にウインクを送りながら、洋子は後をつけて行った。
祥子は姿見の前で濡れたブラウスを着替え始める。その汗はブラの方まで染みており、堪らず、祥子はその場で上半身裸になった。
何もしていないのに、乳首は両方とも硬く尖り、ブラを着ける時の僅かな刺激にも体全体が敏感に反応する。
膣を流れる愛液に驚いた祥子は、自分のショーツに手を添えた。
(いやだわ、すごい濡れてる。こんなになって・・・。)
祥子はショーツの中に手を入れ、クリトリスに触れる。
いつもは自分が剥かないと出ない肉芽だが、今は自然と顔を出している。
その大きさはいつもより大きく、少し触れただけで、普段の数倍の快感が体を駆け抜けた。
(少しだけ、少しだけなら。)
後ろにいる洋子に気づかず、自分の世界に入ろうとした、その時だった。
「大丈夫ですか?祥子さん。」
驚いた祥子は、閉じていた目を開け、姿見越しに声の主を探した。
「何をしようとしていたのですか?祥子さん。」
洋子は鏡越しに話しかけた。
「・・・・・・。」
「黙ってるなら、言いましょうか。オナニーでしょう?」
恥ずかしさのあまり、下を向いたままの祥子。
「祥子さん、こうなってしまった理由、分かる?」
「・・・・・。」
「ふふ、わたしのせいよ。」
「さぁ、こっちを向きなさい。そして、わたしの目を見つめるのよ・・・・・・・・そ~ぉ、そうよ。自分の気持ちに素直になるの。」
洋子の言葉に導かれ、悦楽の境地に入って行く祥子。
「さぁ、来なさい。息子の所へ行くわよ。」
祥子の手を引き、静香も引き連れて、2階にいる潤の部屋へ向かった。
「潤君、いる?先生よ。入るわよ。」
「はぁ~い、どうぞ。」
うれしそうに、弾んだ声を上げる潤。
「先生、その人は?」静香の隣にいる知らない女性が気になる潤。
「この人は教務主任さんよ。」
「ふ~ん。あれ、ママは?」
「ふふふふ、いるわよ。お母様ぁ~、可愛い息子さんがお呼びよ。お入りになって。」
祥子はもじもじと恥らいながら、ショーツ1枚だけの卑猥な姿を息子の前にさらした。
「どうして、ママ。」
椅子に座っていた潤は、立ち上がって母祥子の元へ駆け寄った。
「潤君のママはね。わたしたちの奴隷になったの。そして、潤君にも同じ奴隷になってもらうわよ。」
「そんなぁ~。」
「あらあら、潤君はやっぱりそんな趣味があったのね。こんなに短いスカートを穿いて~、こんな破廉恥な事を許す母親も母親ね。だからあなたのママは淫乱なのよ。」
「潤には手を出さないで~!この子は本当に、まだ子供なのよ。」
「そんな事、分かってるわ。だから、襲いに来たのよ。」
静香と洋子は顔を見合わせて、不気味に笑う。やがて、その口の両脇からは細く鋭く尖った牙が生えてきた。
「何なのよぉ~、あなたたち。」
「ふふふ、見たとおり、吸血鬼よ。」
洋子は着ている服を脱ぐと、祥子と同じ下着姿になった。
小心者の潤は、恐怖でその場を動けないでいた。
「ぼくは子供じゃぁないよ。ママともしたんだから。」
震える声で、潤は洋子たちに抵抗する。彼は、映画やTVに出てくる吸血鬼が童貞や処女しか狙わない事を知っていたのだろう。
「あなた、そんな嘘をついても無駄よ。処女や童貞から発する匂いがあるの。それはわたしたちにしか分からないわ。あなたは間違いなく童貞よ。」
洋子は怯える潤にそう教えた。
「ふん、でも本当にしてたら、この子、母親のお尻でしてるって事よ。とんでもない変態親子ね。ははは。」
静香の嘲笑が響く中、親子の恥部が暴露され、観念したように下を向いてしまった潤と祥子。
「そんなに落ち込まなくてもいいのよ。わたしたちは、それで脅そうとか考えてないから。ただ、潤君の血が欲しいだけ。」
洋子は親子に伝えると、潤の隣に立った。
「わたしの目を見るの。いい?」
その瞬間、金縛りに遭ったように、潤の体は動かなくなった。
静香は左の首筋、洋子は右の首筋に、その牙をゆっくり刺していく。
祥子は助けたいと思うのだが、身体は相変わらず、燃えるような性欲が支配しており、潤と同じ様に動けない。
少しずつ、潤の血を吸い上げる2人。
身体全体がペニスになって刺激を受けているような感じに、激しく身悶えする潤。
潤のモノは極小のショーツを押しのけ、ミニスカートの生地を持ち上げている。それは、潤が感じる度に、出たり、隠れたりしていた。
最初は助けようとしていた母祥子だったが、潤のモノの反応を見るうちに、自分の性的欲求の方が強くなり、身悶えする。
祥子は動かない身体がもどかしかったが、どうすることもできず、ただ、息子のモノを見つめていた。
「はぁ~。」
潤の首から牙を離した静香が溜息をついた。
「洋子。この子いきそうよ。」
静香が洋子に声を掛けた瞬間、触ってもないペニスからは大量の精液が飛び散った。
激しい快楽と、2人から大量に血を吸われたための疲労からか、潤は気を失った。その身体を支えれなくなった洋子は、自らの牙を外し、潤をベットに運んで行った。
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