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2008年6月24日 (火)

吸血女 洋子 第7章

第7章 塾

2人は相談していた。
今の職場に留まっていたら、自分たちの希望に適う獲物は見つけられない。
静香は洋子に話した。「この会社を辞めないといけない事は確かよ。」
「普通の生活を続けるには、働いていないとまずいわ。」
そう言えば洋子は教員資格を持ってたわね。学校に潜り込めば、どう。」
「静香、あなたはどうするの?」
わたしは塾の講師でもするわ。」
「学校は余りに危険すぎるわ。わたしも塾講師をするから、お互い一緒に行動しましょう。」
そうね。仲間が少ない今は単独行動は危険ね。塾なら、学校と違い、簡単に退職できるしね。」
その後、同時に退職願いを出した2人は、寮を出て、一つのアパートに暮らし始めた。
幸い、塾の講師を募集する求人は幾らでもあった。
洋子は中学のコース、静香は小学のコースに振り分けられ、それぞれの仕事に就く事になった。
良かったわね。お互い。」
「でも弟は大丈夫なの?」
洋子、知ってたの!
「静香に弟がいる事は分かってたし、今回の事で察しはつくわ。」
そうね。他の者を襲っていたかも。」
とその時だった。2人の頭の中にマスターの声が響いてきた。
心配する事はない。弟の覚醒は、俺の力で抑えてある。お前たちも気付いていると思うが、今や、自ら望んだ時に牙が生え、しもべを作る為に獲物を襲うことができる。だが、人間界では邪魔をする者が必ず現れる。処女や童貞以外の人間を襲わなければならない時が来るだろう。よいか、その時の限度は3度まで。それ以上、その者たちの血を啜ると、お前たちは確実に死に至る。よいな、分かったな。)
マスターの声を聞いた2人は安心した。
「聞いた静香。」
うん、聞こえたわ。3度までよ。」
「大丈夫。うまくやれば・・・。2人、いつも一緒でしょ?」
黙ってうなずく静香を見て、洋子はそっと抱きしめた。
「いよいよ、明日よ。クラスの子は10人の少数だから。じっくりと落ちそうな子を見つけるの。いい?」
分かったわ。洋子。」
マスターの声を聞いて、欲情した2人は、その夜、お互いの身体を狂った様に、貪り合った。
前回の失敗から、お互いの血を啜りあう事はせず、そのトカゲの様に伸びた舌を使い、お互いの恥部を思う存分、舐め続けた。
はぁ~、あ~、狂っちゃう。この舌、いいわ~。」
洋子は器用に、10cmはあろうかという長い舌を折りたたみ、それを男性器に見立てて、静香の膣に滑り込ませる。
粘液を滴らせる静香の膣は、洋子の唾液と混じり合い、ぬちゅ、ぬちゅと音を立てている。
洋子は頭を上下に動かしながら、その舌で作った擬似男根を抽送する。
軽いアクメに達しそうになる度に、洋子の舌は締め付けられる。
そのいやらしい膣の動きに、我慢できなくなった洋子は、
「わたしにもちょうだい。同じ事をして~。」
シックスナインになり、お互いの性器を舐める。
処女の洋子は、静香の舌によって、破瓜の痛みを感じ、その瞬間、静香の口の中へ傷口から流れ出た血が流れ込んでいった。
「洋子の血、いいわ~、あ、あ、あ~おう~、すごいのがくる~、あ~、いい~・・・・・・。」
洋子の血を口にした事によって、すざましい絶頂に襲われた静香は、その場で気を失っていた。

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