吸血女 洋子(吸血フェチ・霊体・催眠・オナニー・レズ・姉弟相姦・女装・母子相姦)
第1章 夢
長い海外出張から戻った洋子は、いつも以上の疲れを身体に感じ、出張最終日に泊まったホテルで体験した、不思議な出来事を思い出していた。
(あれは夢だったの?感触が残るなんて・・・。)
父親が外交員で、子供の頃からヨーロッパ各国を渡り歩いた洋子は、その時に得た語学力を活かして、外語大を卒業し、大手貿易会社に入社した。
商品取引の方に興味があったのだが、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語を扱える洋子は、海外事業部の通訳を任される事となる。
その会社は、企業秘密が漏れる事を恐れ、現地で通訳を調達しない方針だった。ゆえに、洋子のような人材は好都合だったのだ。
主要な取引国は西欧に集まっており、東欧諸国を回る事は一度もなかった。入社して、5年が経ち、今回初めて、洋子はハンガリーへ行った。
自国民が大多数を占める、その国の商談相手の経営者は、数少ないドイツ系の移民だった。
堅物なドイツ人のイメージを全く感じさせず、終始笑顔で商談は進み、成立した。
その日の夕食、大量のワインをご馳走になった洋子は、酔い過ぎて、ホテルに着くとすぐに寝てしまった。
そのせいで、夜中に喉の渇きを覚えた洋子は、洗面台の前に立っていた。
洋子は鏡に映る自分の姿を見て、服を着替えていない事に気付き、寝ぼけた状態のまま、下着姿になり、再びベットに戻った。すると、嗅いだ事の無い、良い香りが洋子の足元の方から匂ってくる。
そこには、いる筈のない、若い長身の白人男性が立っている。本来なら恐怖心を感じるはずなのだが、洋子は、何とも言えない心地良さに包まれていた。
(飲みすぎたのね。疲れもあるんだわ。)
夢を見てるのだろうと、自分自身に言い聞かせ、再び、洋子は眠りに就いた。
目を閉じて、しばらくすると、洋子はうなじに鈍い痛みを感じた。
その痛みは、しばらくすると、自分の乳首を好きな人に甘噛みされている様な心地よさに変わって行った。
洋子はこの歳になるまで、レズの経験はあったが、男性経験はなかった。
その時の事を思い出しながら、洋子は、目が開けられない、自由にならない身体を不思議に思っていた。
(金縛りみたい。幽霊にいたずらされてるの。いったい、何なの?)
はっきりとしない意識の中、性的な快感だけが広がっていく。
自慰とは違う異質の快楽の中、やがて絶頂を迎えた洋子は意識を失った。
翌朝、目覚めた時、洋子は昨夜の出来事を振り返っていた。
(怖くないし、あんな美男子の幽霊なら、襲われてもいいわね。)
はっきりしない記憶。でも、なぜか、その男性が美形である事は記憶しているのだ。
(夢ではないのかしら、下着の濡れ方が異常だわ。)
稀に淫夢に襲われ、ショーツを濡らす事はあっても、シーツにまで、それが及ぶ事は無かった。
洋子はその浸みを見て、ため息を吐き、うなじの感触を確かめるために、洗面所へ向かった。よく見ると、蚊に刺された様な跡が2ヶ所残っている。
(こんなに寒いのに、蚊なんているはずないわ。何かしらこれ。)
他人に見せない方が良いと感じた洋子は、首にスカーフを巻き、この部屋の出来事をホテルの者へ伝えず、帰国して行った。
「変態小説」カテゴリの記事
- 自虐少女 裕子 第3章(2008.06.16)
- 自虐少女 裕子 第2章(2008.06.15)
- 自虐少女 裕子(オナニー・お漏らし・レズ・露出)(2008.06.15)
- 自虐少女 裕子 第9章(2008.06.17)
- 自虐少女 裕子 第8章(2008.06.17)
コメント