日本経済新聞

12月17日(月曜日)

日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

コンテンツ一覧

速報 > 社会 > 記事

被災地でも自民が雪辱 宮城3区・西村氏と福島5区・坂本氏

2012/12/16 21:28 (2012/12/16 23:24更新)
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有

 東日本大震災で津波の被害を受けた宮城県名取市や亘理町を抱える宮城3区。自民元職の西村明宏氏(52)が当選を決め、「あの震災を決して忘れない。被災地の思いに耳を傾け、信頼され、安心して任せていただける政治を実現したい」と強調した。

 前回は民主の候補に敗れ、比例復活もならずに議席を失った。16日午後8時すぎ、両拳を上げながら名取市の選挙事務所に入場。「この3年4カ月の間お支えいただき、本当にありがとうございました」。130人を超える支持者の前でお礼の言葉を述べると、目に涙を浮かべた。

 西村氏は安倍晋三政権で内閣府政務官を務め、今回の衆院選では、復興に向けた対応について「(自分が)議員ならもっとできた。本当に悔しい思いをした」などと訴えてきた。

 陣営は選挙区を13地区に分け、それぞれに地元議員を配置。1日最大5カ所で個人演説会を開くなど「党各支部と後援会がフル稼働した」(陣営幹部)。安倍総裁も早々に応援に駆けつけるなど安定した戦いぶりで幅広い支持を集めた。

 福島5区では、自民元職の坂本剛二氏(68)が「全ての有権者に感謝したい」と勝利宣言。東京電力福島第1原発事故の警戒区域を抱え、有権者の多くが遠方に避難する中、候補者が県内外を奔走する異例の選挙戦を制した。

 午後10時半ごろ、福島県いわき市の事務所に集まった約50人の支持者の前に登場すると「原発事故で被災した方々がいち早く仮設住宅から自立できるように道筋をつけるのが、まず取り組むべき課題だ」と前を向いた。

会員になるとニュースメールを受信できます(無料)。有料プランなら、スマホやタブレットでもご覧になれます(申し込み月無料)。今すぐ申し込む
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有
関連キーワード

西村明宏、坂本剛二、安倍晋三、被災地、東京電力

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

【PR】



主な市場指標

日経平均(円) 9,737.56 -5.17 14日 大引
NYダウ(ドル) 13,135.01 -35.71 14日 16:30
英FTSE100 5,921.76 -7.85 14日 16:35
ドル/円 83.48 - .52 -0.18円高 15日 5:48
ユーロ/円 109.81 - .86 +0.13円安 15日 5:48
長期金利(%) 0.725 ±0.000 14日 15:36
NY原油(ドル) 86.73 +0.84 14日 終値
ニッポン金融力会議

東北復興Bizポータル

モバイルやメール等で電子版を、より快適に!

各種サービスの説明をご覧ください。

TwitterやFacebookでも日経電子版をご活用ください。

[PR]

【PR】

ページの先頭へ

日本経済新聞 電子版について

日本経済新聞社について