'12/12/15
高見山で相次ぐ不法投棄
日の出の眺望スポットとして知られる尾道市向島町の高見山で、家庭ごみや大型家具などの不法投棄がなくならない。年末年始を前に、向島地区公衆衛生推進協議会などは16日、大規模な清掃活動をする。
12日、同協議会のメンバーたちが山の麓から頂上へ続く登山道約1キロを事前調査。中腹からペットボトルや菓子袋などが目立ち始め、山頂付近ではソファやタイヤなどが見つかった。不法投棄禁止を呼び掛ける看板は倒れていた。
4年前、同協議会や町内会などが主体となり、年2回の清掃活動をスタート。毎回、軽トラック20台分以上のごみを収集するという。16日は約50人が登山道を中心に約3キロを約3時間かけてごみ拾いする。
投棄する大半は地元住民とみられ、住民参加の清掃活動を通じて不法投棄撲滅を目指すという。
【写真説明】ソファが捨てられた場所に、不法投棄禁止の看板を再設置する槙陸生副会長