岩手の「小沢王国」崩壊 過去最低の1勝日本未来の党の小沢一郎氏の地元岩手県で、日本未来は4小選挙区のうち小沢氏が勝利しただけだった。選挙基盤の強さから「小沢王国」と呼ばれてきた岩手だが、小沢氏の影響力低下は明白。王国崩壊を印象付けた。 小選挙区制が導入された1996年衆院選から、岩手で小沢氏の所属政党は3勝以上しており、1勝は過去最低だ。 96年は新進党、2000年は自由党がともに3勝。民主党合流後の03年と「郵政選挙」で自民党が圧勝した05年も3勝して面目を保った。 民主が政権交代を実現した09年は4議席を独占。自民候補者に比例代表での復活当選すら許さず、衆参両院議員全てを民主が押さえた。 【共同通信】
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