さて、これによって、維持費、天野、コンソフィの三つ巴による(相当なお金も積んだうえに入念に準備して来ただろう)共同作業がミッションコンプリート!というわけです。五輪女王の面目が保たれて良かったねとしか言いようがありませんが、本人達はぬかりなくやったつもりでも、いつも馬脚を現すのが彼らのお決まりのパターンです。
というのも、このレベルのB級大会だと、ISU公認の大会にはないジャッジの透明性もあって、誰がどのように採点したのかがはっきりとわかってしまうのです。
まずSPのジャッジパネルですが
Referee Ms. Ingrid-Charlotte WOLTER GER
Technical Controller Ms. Leena LAAKSONEN FIN
Technical Specialist Mr. Sandor GALAMBOS SUI
Assistant Technical Specialist Ms. Ingrida SNIESKIENE LTU
Judge No.1 Ms. Ingrid-Charlotte WOLTER GER
Judge No.2 Mr. Aart BLOK NED
Judge No.3 Ms. Agita ABELE LAT
Judge No.4 Ms. Sung Hee KOH KOR
Judge No.5 Ms. Cathrine WESSEL NOR
Judge No.6 Ms. Tomiko YAMADA JPN
となっています。1番ジャッジがドイツ人で、この方がレフェリーもされています。彼女についてぐぐったら、なんと、ドイツスケ連の会長でした。あちゃ~。ドイツ本気だな。みなさん、次の五輪はドイツははっきりあちら側だと認識してくださいね。ていうか、もともとドイツは韓国とはぐるでしたけど、クリック夫妻がヨナひいきの陣頭に立っていると日本人に認定されてからは、やりにくくなったのか、割と目立たないようにふるまってましたが、ここにきてはっきりと完全にあちら側についたことが表明されました。カナダにも捨てられて寄る辺がないキムヨナが、今後はドイツと共闘してくるということですね。
裏でどんな取引をしたのかは明らかでしょう。次の五輪開催地候補としてドイツを応援するということで手を打ったのではないでしょうか。いかにもやりそうなことです。
で、この方達がどうジャッジをしたのかが次の通りです。
J1GOE 1 2 0 -1 1 1 1 PCS 9.00 8.50 9.25 8.75 9.00
J2 GOE 1 2 1 1 1 2 2 PCS 8.50 8.25 8.50 8.50 8.75
J3 GOE 3 3 2 2 2 3 2 PCS 9.25 9.25 9.50 9.25 9.50
J4 GOE 2 2 1 2 1 1 2 PCS 8.50 8.25 8.25 8.75 8.75
J5 GOE 1 1 2 2 2 2 2 PCS8.75 8.00 9.25 9.00 9.25
J6 GOE 3 2 2 3 2 2 2 PCS 8.50 8.25 8.50 8.25 8.25
1番のドイツ人ジャッジはGOE控え目ですがPCSで盛ってます。6番の日本人ジャッジはPCS控えめなぶん、GOEで盛ってます。買収されましたと自白したようなモリモリ採点は3番ラトビアと5番ノルウェー。そして4番が中庸を行って隠したつもりで尻尾丸見えのコンソフィ。まあ、いずれにしても、すごい盛りようですね。
日本のジャッジは山田登美子さんという方らしいですね。この方はいろいろなところで国際審判として活躍されていますが、ヨーロッパのB級大会にもよくよばれているようです。ISU公認の大きな大会でも出ているし、全日本のジャッジにも時々入っています。気になったのが2007年のNHK杯でコストナーが優勝、サラマイヤーが準優勝だったときにもジャッジで入り、2009年のGPFでヨナが安藤選手をおさえてヨレヨレ優勝したときにもジャッジで入っていたことですね。ついでにいえば2009年の国別対抗戦で真央選手が200点超えしつつもヨナの点数よりも抑えられた時にもジャッジで入っています。まあ、そういう方だということです。
フリーのほうにゆきます。ジャッジパネルが入れ変わっています。
Judge No.1 Ms. Ingrid-Charlotte WOLTER GER
Judge No.2 Ms. Tomiko YAMADA JPN
Judge No.3 Mr. Igor FEDCHENKO UKR
Judge No.4 Ms. Cathrine WESSEL NOR
Judge No.5 Ms. Sung Hee KOH KOR
Judge No.6 Ms. Inger ANDERSON SWE
J1 1 2 1 0 1 2 -1 -3 2 1 1 1 PCS 8.50 8.25 7.50 8.00 8.75
J2 3 2 2 1 2 2 0 -3 1 2 2 2 PCS 8.50 8.25 8.25 8.50 8.75
J3 2 2 2 1 1 3 0 -2 2 2 2 2 PCS 9.00 8.75 9.25 8.75 9.00
J4 2 2 1 0 3 2 0 -3 2 3 2 1 PCS 9.25 8.50 9.25 9.50 9.25
J5 2 2 2 0 2 2 0 -3 1 2 2 1 PCS 8.75 8.25 8,50 8.75 8.75
J6 2 2 2 2 3 2 1 -3 2 3 2 2 PCS 8.75 8.50 8.75 9.00 9.00
ウクライナ、ノルウェー、スウェーデンがお買い上げジャッジということですね。特にノルウェーのCathrine Wessel氏はショートに引き続いての露骨なアゲですから、ノルウェーも共闘、ということですね。
今後はフィギュア弱小国の北欧系と組んでくる可能性があるというのがこの陣容から見えてきます。それを取りまとめているのが、ドイツ、そしてチンクワンタあたりでしょうか。
テクニカルについては、他の選手についてはほぼグランプリシリーズなみにとっているのに、この方のみ、明らかに回転不足で転倒した2Tにすらついてませんね。大甘判定としても、少なくともショートの3-3のセカンドとこの3S-2Tにはついてしかるべきです。着地もいたるところでぐりっているのが動画でもわかります。真央選手ならすぐに回転不足をとられるところです。
あくまでも真央選手の197を抜いて、200点越えをどうしても実現したかった。ただそれだけを悲願として全力で真央超えの体裁を保ったのでしょう。
余りにも魂胆が見え見えで笑っちゃうんですけど。
参加した他の選手達はあきれ果てたでしょうねえ。
それにPCSの9点台連発も、まあ予想していたとはいえ、恥知らずもいい加減にしろと言う感じです。
私がNHK杯の採点について批判をしたとき、不快に思われた方もいたと思いますが、今季はどうも「転倒しても高得点」的な流れが気になっていました。やはり女王様復活のための地ならしだったということだと思います。あのとき批判をしなかった人は、今回も批判できないということになります。批判の口を封じる事、これが彼らの目的だったのです。
どこまで狡猾なんだ、連中は!てことですよ。
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