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いわき石川線が本復旧 土砂崩れの才鉢地区

 東日本大震災の巨大余震による土砂崩れで暫定供用されていた、いわき市田人町石住字才鉢(さいばち)の県道いわき石川線(通称・御斎所街道)の本復旧工事が完了し、14日に現地で再開通式が行われた。
 関係者約50人が出席した。宮崎典男県いわき建設事務所長があいさつし、渡辺敬夫市長が祝辞を述べた。須藤勝栄同事務所復旧・復興部長が事業経過を報告した。宮崎所長や渡辺市長らがテープカットした。
 県道いわき石川線は、いわき市と県中・県南地方を結ぶ大動脈で、市内の小名浜港と福島空港間の経路の一つとなっている。才鉢地区では、約250メートルにわたり土砂が崩れた。県は昨年9月に、県道と並行する鮫川の対岸に仮道を設ける工事を完了し、今年3月から本復旧工事を実施。約2万8400立方メートルの土砂を撤去し、震災前の状態に戻した。
 県は同様に土砂崩れが発生した県道いわき石川線の市内渡辺町上釜戸地区でも復旧工事を行っており、今年度中の完了・再開通を目指している。

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