74歳600万円詐欺被害 市職員名乗る男に手渡す 郡山
福島県郡山市の無職女性(74)が市職員を名乗る男から現金600万円をだまし取られたと15日までに郡山北署に届け出た。同署は詐欺事件として捜査している。
同署の調べでは、13日午前9時ごろ、市の環境課職員を名乗る男が女性宅を訪問し、最近の購入契約書を提示するよう要求。「県外の会社だと二重、三重に現金が引き落とされる可能性がある」などと告げた。女性が契約書と通帳を見せると「市役所にお金と契約書を持って行き、引き落とせないようにする」とうそをつき、600万円をだまし取った。同署によると、女性は金融機関で現金を引き落とし、自宅で男に現金を手渡したという。
14日に女性が市に連絡し、だまされたことに気付いた。男は30歳ぐらいで黒髪の短髪。細目で上下灰色のウインドブレーカーを着用していたという。
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