ソフトボールの東日本学生選抜からプロレスラーを目指していた練習生の野村美和子さん(21)=城西大4年=が、21日に都内の病院で死去していたことが27日、明らかになった。死因は不明。11月6日に元プロレスラー・Hikaru(30)がプロデュースする興行『Happy Hour!!』でプロテストに合格。来年のデビューが内定した矢先の悲劇だった。
関係者によると、野村さんは16日夜、リングの提供を受けていた都内のプロレス道場で練習中に倒れ、救急車で病院に搬送。手術を受けたが、21日朝に容体が急変、昼前に亡くなった。警視庁愛宕署によれば、野村さんは倒れる前日の15日に家族に頭痛を訴え、病院に行ったが「異常なし」と診察されていた。家族には「受け身が苦手で、よく頭を打つ」と日ごろから話していたという。
野村さんの脳は腫れており、外因性と内因性、いずれの可能性も含め、正式な死因の判断が出るのは年明けになる見込み。関係者によれば16日の練習中、頭を強打することはなかったという。
野村さんはソフトボールの強豪・城西大のエースとして活躍。今年6月にシンガポールで開催されたアジアパシフィック選手権大会に東日本大学女子選抜チームの一員として出場。3試合に登板して優勝に貢献した。
“鉄腕”上野由岐子投手にあこがれて五輪出場を夢見たが、ロンドン大会から種目が除外されたことを機に、プロレスラー転向を決意。9月に同じソフトボール出身のHikaruに弟子入りし、指導を受けていた。倒れた16日には日本競輪学校にも合格したが、プロレスを選択していた。
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