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のりピー復帰舞台に万感「生きている実感があります」

復帰舞台「碧空の狂詩曲〜お市の方外伝〜」で熱演する酒井法子
復帰舞台「碧空の狂詩曲〜お市の方外伝〜」で熱演する酒井法子
Photo By スポニチ

 女優の酒井法子(41)が15日、東京都渋谷区の文化総合センター大和田さくらホールで、芸能界復帰作となる主演舞台「碧空の狂詩曲〜お市の方外伝〜」の初日を迎えた。公演前の会見では「生きている実感がある」と強調。一方、劇中では「私にもらい手なんかいる?」と話し、世間に受け入れられるか不安を抱えた中で再起の一歩を踏み出した酒井の立場を想起させる場面もあった。

 事件から3年4カ月での女優復帰。カーテンコールで観客から「お帰り!」「のりピー」の声援を受けると、酒井は涙をこぼして感激。取材に対し「感動しました。感無量です」と初日を無事終えた喜びを語った。

 公演前の会見でも充実した表情を見せていた。心境を聞かれ「ドキドキしてますが、本当に楽しみ。生きている実感があります」と強調。取材陣から「喜びをのりピー語で」とリクエストされると、照れながら「マンモスうれピー」と応じた。

 事件で深い傷を負わせた長男(13)も「頑張って」と励ましてくれたといい、前日14日には舞台化粧のまま帰宅し「すごい顔だね」と驚かれたエピソードもうれしそうに披露。共演の今井雅之(51)は稽古中の酒井について「思ったより元気だった。日を追うごとに(酒の)飲み方が激しくなった」と明かして笑いを誘った。

 舞台は戦国時代の織田信長の妹で、悲劇のヒロイン「お市の方」の生涯を基にしたフィクション。酒井は5分以上にわたる独白シーンを演じ切り、ラストには桜の花が舞い散る中、劇中歌をアカペラで歌い上げた。

 一方、最初の夫・浅井長政を失ったお市の方が苦悩の末「私にもらい手なんかいる?」と尋ねるセリフは、現在の芸能人としての酒井の身にも重なった。女優復帰を果たしたものの、ファンや芸能界に受け入れられるかは未知数。初日のチケットは「完売」(主催者発表)したが、2階席に関係者向けの空席はあり「全体(計14公演)では7割程度の売れ行き」(同発表)で苦戦している。映画、舞台のオファーは来ているものの、次の仕事はまだ具体的には決まっていない。

 酒井は「自信はまだありません。これからお客さまと出会って、いろんなものがたまってくると思います。とにかく頑張ります」と再起への決意を新たにしていた。

[ 2012年12月16日 06:00 ]

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