米倉「私、失敗しないので」　テレ朝系「ドクターＸ」最終回視聴率２４．４％

　女優の米倉涼子（３７）主演のテレビ朝日系連続ドラマ「ドクターＸ　外科医・大門未知子」（木曜午後９時）の最終回が１３日放送され、２４．４％の高視聴率（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を獲得したことが１４日、分かった。

　最終回は１５分拡大で放送された。テレ朝によると、視聴率はこの日の放送時間帯で首位となったのはもちろん、同局の木曜ドラマ枠としても歴代最高視聴率となった。瞬間最高視聴率は、番組後半の午後１０時１分で２９．８％だった。

　１０月１８日に放送された初回で１８．６％をマークし、好スタートを切った同ドラマの全８話の平均視聴率は１９．１％。現時点で、夜のプライムタイム帯の連ドラの視聴率ランキングで今年トップに立ったほか、２４．４％は今年放送された民放ドラマで最高の視聴率となった。テレ朝の系列局では、５局で２０％を超えた。

　ドラマはスーパー外科医・大門未知子がヒロイン。フリーランスで大学病院の組織に縛られず、どんな困難な手術でも、「私、失敗しないので」とキッパリ言い放つ決めゼリフが人気だった。

　米倉は今回の快挙に、「自分の想像以上に多くの方に見ていただいて本当にうれしいです。この作品に参加させていただき、やりがいがありました。視聴者の皆さんと大門未知子がまたお会いできるのを願っています」とコメント。

　現段階では続編や映画化などは未定だが、有終の美を飾った「ドクターＸ」に今後も熱視線が集まりそうだ。