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【サッカー】

パウリーニョ チェルシー中盤警戒 コリンチャンスのブラジル代表

2012年12月15日 紙面から

 クラブ世界一を決めるトヨタ・クラブワールドカップ(W杯)の決勝(16日・横浜国際総合競技場)に進んだ欧州王者チェルシー(イングランド)と、南米王者コリンチャンス(ブラジル)は14日、それぞれ横浜市内で練習を行った。チェルシーが冒頭15分間以外を非公開としたのに対し、コリンチャンスは大勢のファンが見守る中で、約1時間、汗を流した。チェルシーは今季限りで退団の可能性があるイングランドMFフランク・ランパード(34)が初優勝への思いを、コリンチャンスはブラジル代表MFパウリーニョ(24)が“打倒チェルシー”のカギを口にした。

 MFパウリーニョが、チェルシーが誇る魅惑のアタッカートリオを警戒した。チームは約1時間、ボール回しやハーフコートゲームで調整。2日後の大一番に向け、パウリーニョは「マタ、オスカル、アザール。特にその中盤3人のプレーを抑えなければいけない」と勝利へのカギを明かした。

 前日13日の準決勝・チェルシー−モンテレイ戦は毛布にくるまりながらメーンスタンドで生観戦。来日前からチェルシーの試合をインターネットでチェックしていたといい、「だんだん力をつけてきている。(調子を落としたリーグ前半から)良くなってきている」と分析。「ビッグクラブで質が高い。力のあるチームなので、すごく集中して戦い抜かないといけない」と強い意欲を口にした。

 持ち前のボール奪取力に加え、大胆なオーバーラップと強烈なミドルシュートは今年10月の日本戦(ウロツワフ)でも実証済み。チェルシー、マンU、インテルなどへの移籍がうわさされる中、パウリーニョは「まだ、具体的なことは何も決まっていない。言えることはない」と、眼前の“世界一”だけを見据えていた。 (松岡祐司)

 

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