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【プロ野球】大谷よ「彼女つくれ」栗山監督2012年12月15日 紙面から
【ホノルル(米ハワイ州)川越亮太】日本ハムの栗山英樹監督(51)がドラフト1位で指名し、入団が決まった花巻東高・大谷翔平投手(18)に珍指令を下した。題して「彼女獲得のすすめ」。独身の指揮官は、大きく育てる方針の逸材には陰で支える存在が必要と考えているようだ。 「いい彼女を見つけてほしいよね」。こう語る栗山監督は所用のため、13日(日本時間14日)朝にナインより一足早く帰国の途に就いた。だが、ハワイを離れるときも頭の中は大谷のことでいっぱい。投打二刀流のことだけではなく、プロ生活を支えるプライベートについても気にかけていた。 これまでは野球一筋だった大谷。キャスター時代から面識のある指揮官には一つの心配ごとがある。「翔平は本当に純粋培養だから」。世間の荒波にもまれていないところが気になって仕方がない。しかし、プロとしての歩みを始めればさまざまな誘惑の手が伸びることは十分、予想できる。 そこで考えたのが彼女の存在。現時点でいるかどうかは不明だが、支えてくれる人がいれば野球に集中できる。良い例もある。キャンプ前に結婚を発表した中田は4番に成長し、日本シリーズ後に結婚した稲葉も2000安打を達成。良いと信じるからこその「彼女獲得指令」なのだ。 こうなれば、札幌が誇る歓楽街・ススキノについても気になるところ。この件を聞かれた栗山監督は「まず、野球がしっかりできるまではね。俺は今年、2〜3回しか行ってないよ」。事実上の禁止令も下した。すべてはプレーに集中して、球界を背負う存在に成長するため。指揮官のむちゃぶりは何よりの親心だ。 (川越亮太) PR情報
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