2012.12.15 18:54

観衆ブーイング!名古屋、闘莉王頼み/天皇杯

前半、先制ゴールを決め、喜ぶ名古屋・闘莉王=瑞穂競技場

前半、先制ゴールを決め、喜ぶ名古屋・闘莉王=瑞穂競技場【拡大】

 天皇杯全日本選手権4回戦(15日、名古屋5-2熊本、瑞穂陸)名古屋は2-2の前半終了後に地元観衆からブーイングを浴びたが、後半は3-0と圧倒してJ1の面目を保った。それでもストイコビッチ監督は「目標は達成した。攻撃的にできたが、守備は難しさが出た」と渋い表情だった。

 よくも悪くも闘莉王頼みだった。FWとして出場した前半に打点の高いヘッドによる先制点など2点に絡んだ。後半20分に勝ち越した直後からは、布陣を変えた3バックの中央で守備を引き締めた。

 だが、立役者は「最初からやらないと。2失点したら試合にならない。強いチームが相手なら厳しい」と不満顔。生まれ故郷のブラジルに帰郷せず、タイトルを狙うチームを引っ張るだけに準々決勝へ引き締めを図った。(共同)

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