2009年に覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受けた酒井法子(41)が15日、女優復帰作となる舞台「碧空の狂詩曲~お市の方外伝~」に出演した。
ピンクの舞台衣装をまとった酒井は、会場の東京・渋谷区文化総合センター大和田で共演者らと記者会見し「(プレッシャーは)感じている。自信はまだありませんが、頑張ります」と力強くあいさつした。
同作品は戦国時代が舞台。酒井演じる織田信長の妹お市が浅井長政と結婚したのは、政略的ではなく、自身の意志によるものだったという設定で繰り広げる。
酒井はラストシーンでアカペラによる歌を披露。カーテンコールでは万雷の拍手と「のりピー!」などの掛け声を受け、満面の笑みを浮かべて何度も礼をした。
20年以上前から酒井さんのファンで岐阜県から来たという男性会社員(41)は「変わらぬ姿を見られてよかった。家族を連れてもう一度来たい」と話した。
[2012/12/15-21:02 スポーツ報知]