■ 尖閣領空侵犯、米が中国に懸念伝える
沖縄・尖閣諸島近くの領空を13日、中国政府の航空機が侵犯したことに関し、アメリカ国務省は、「緊張を高めるいかなる行動も避けるべきだ」と中国政府に懸念を伝えていたことがわかりました。
「中国政府の航空機が尖閣諸島周辺を飛行したことに関して懸念を抱いている」(アメリカ国務省 ベントレル副報道官代理) アメリカ国務省のベントレル副報道官代理は14日、定例会見で、中国国家海洋局の航空機1機が尖閣諸島周辺の領空を侵犯した件に関し懸念を表明。さらに、「見込み違いの結果や、地域の平和、安全保障、経済発展を阻害することを防ぐことが重要」とも述べ、中国政府に対し、挑発行動をしないよう改めて自制を呼びかけました。 こうした懸念は、すでに中国政府に対し、直接伝えたということです。(15日10:31)
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