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尖閣諸島の領海に11日午後、中国の海洋監視船2隻が相次いで侵入したのを海上保安庁の巡視船が確認した。中国当局の船は7日にも尖閣諸島の領海に侵入しており、政府が9月に同諸島を国有化してからは15回目。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、2隻は「海監50」と「海監66」。11日午後0時13分から同0時半にかけ、久場島の北北東から領海に入った。
巡視船が警告すると、海監50は船体横に設置された電光掲示板に「貴船は中国の領海に侵入した。直ちに退去してください」と日本語で表示。さらに無線で「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は古来、中国固有の領土だ」と英語と中国語で応答してきた。(共同通信)