2012/12/14(金曜) 21:42

テヘラン金曜礼拝、「アメリカは世界最大の人権侵害国」

14日に行われたテヘラン金曜礼拝で、ハータミー師が説教を行い、「アメリカは、世界最大の人権侵害国、テロ支援国だ」としました。

 

ハータミー師は、国連が、様々な国におけるアメリカの犯罪やテロ支援を黙認していることを批判し、「遺憾なことに、世界人権デーの12月10日にも、アメリカの人権侵害に対して、全く抗議があがらなかった」と語りました。 

さらに、アメリカは、パレスチナ人に対するシオニスト政権イスラエルの犯罪を支援し、シリアでもテログループを支援しているとし、「アメリカは、シリアの抵抗を消滅させるため、テロリストに化学兵器を供与し、さらに大きな犯罪を行っている」と強調しました。

ハータミー師は、アメリカは、各国の国民を弾圧する独裁者を常に支援してきたとし、「アメリカは、バーレーン政府の国民に対する犯罪の確かな証拠を無視し、この政府に犯罪を続けさせている。この黙認もまた、アメリカの人権侵害の一例だ」と述べました。

ハータミー師はさらに、イラン国民の独立追求を妨害するための、イランに対する西側、特にアメリカの制裁に触れ、「西側、特にアメリカは、イラン国民を疲弊させようと努力しているが、イラン国民は抵抗により、覇権主義者の拡張主義に屈することはない」と述べました。

また、イラン南部ペルシャ湾上でアメリカの無人機が捕らえられたことは、イランイスラム革命防衛隊海軍の力を示すものだとし、「この勝利は、イランの治安部隊の力が、言葉の上だけではないことを証明した」と述べました。

ハータミー師は、地域や世界の情勢は、自由を求める人々の有利に進んでおり、覇権主義者は当惑するだけだろうとし、「各国は互いに協力し、国連の構造を、全ての国民の利益になるような形に改革するために努力すべきだ」と述べました。

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