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許永中受刑者を韓国に移送
12月15日 4時16分

許永中受刑者を韓国に移送
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大阪にあった商社「イトマン」を巡る特別背任事件などに関わったとして、実刑判決を受けて服役していた韓国籍の許永中受刑者が、条約に基づいて、母国の韓国の刑務所に移送されていたことが関係者への取材で分かりました。

韓国籍の許永中受刑者(65)は、大阪にあった商社「イトマン」から絵画取り引きなどの名目で巨額の資金を引き出し、およそ360億円の損害を与えた商法の特別背任の罪や、東京の商社「石橋産業」からおよそ180億円の手形をだまし取った詐欺などの罪で、4年前に懲役13年6か月の実刑が確定しました。
許受刑者は、これまで国内の刑務所に服役していましたが、関係者によりますと、本人が希望したことから、条約に基づいて数日前に母国の韓国の刑務所に移送されたということです。許受刑者は、残りの刑期について韓国の刑務所で服役することになります。

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