還付金詐欺の被害を防いだとして、兵庫県警長田署は12日、神戸市長田区のコンビニエンスストア経営、奥隅明子さん(56)に署長感謝状を贈った。
7日昼、携帯電話で話しながら店内の現金自動預払機(ATM)を操作する高齢女性を見つけ、声を掛けると「医療費還付金の振り込み手続き」と答えたという。奥隅さんはすぐに社会保険事務所に電話し、そのような手続きがないことを確認。女性を説得して手続きを思いとどまらせた。
県警によると、還付金詐欺は県内で今年10月末までに27件(前年同期2件)発生し、計約2500万円の被害が出ている。(長谷部崇)
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