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部下から現金詐取 自衛隊員を起訴
(2012年12月14日 19時06分)
部下から300万円ちかくを騙しとったとして起訴されたのは、現役の自衛隊員でした。
詐欺の罪で起訴されたのは、自衛隊富山地方協力本部に勤務する、防衛事務官の遠藤純一(えんどう・じゅんいち)被告(52)です。
遠藤被告は去年10月下旬、30代後半の男性の部下が内部文書を紛失した際、「自衛隊には金を払えば文書を取り寄せることができる制度がある」と言って、現金295万円を騙し取ったとされています。
この部下は遠藤被告からパワハラの被害にあっていて、別の上司に相談した際に今回の被害が発覚しました。
また、紛失した文書も遠藤被告が見つけ、隠し持っていたということです。
自衛隊富山地方協力本部は、「誠に遺憾で事実関係を確認のうえ、厳正に処分する」とコメントしています。
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