愛知県の観光地を結構これまで訪れてきました。比較的行き易いということもありますが、海に面している地形に恵まれているのも大きいかもしれません。
そんな愛知県の観光に必要なガイドブックとしてはJTBのるるぶシリーズがまず挙げられます。
本書は、まず名古屋タウン大特集で、特徴のあるグルメ(手羽先、味噌煮込みうどん、みそかつ、ひつまぶし、モーニングなど)の紹介がありました。どれも他の地域にない味覚を楽しませてくれるものでしょう。名古屋の至る所で食することができますが、本誌の18ページ以下のお店なら間違いないと思います。この夏も再訪しますが、美術館にも恵まれている所です。
次に3大人気スポットして、32ページから名古屋城、東山動植物園、名古屋港水族館を掲載してありました。確かに押さえるべきスポットでしょう。徳川美術館・徳川園、ノリタケの里、トヨタテクノミュージアム産業技術記念館などは交通至便でかつ見ごたえのある施設でしょう。
個人的には、76頁以下の知多半島の焼き物の里の常滑(掲載のやきもの散歩道は不思議な空間が広がっていました)や蔵の街並みが絵になる半田(博物館「酢の里」もユニーク)などが気に入っています。ここは再訪したいと思えるエリアです。
渥美半島の伊良湖も海の幸やフルーツの産地として良い印象を持っています。豊橋からは結構かかりますが、海から入れば変化が楽しめるでしょう。
犬山付近も犬山城、明治村、リトルワールド、お菓子の城など家族ずれで楽しめるエリアです。郊外ですが比較的行き易いのも好都合です。
足助や香嵐渓はまだ訪れたことがありませんが、本誌を片手に何時の日にか行きたい場所の一つです。また蒲郡プリンスホテルも泊ってみたいホテルですね。シティホテルとは違う趣きが味わいを感じます。