BRONX ZOO

場所はニューヨーク市の最北端に位置するブロンクス区、265エーカー（約1.07平方キロメートル）の広大な敷地に650種計4000頭もの動物を収容している「ブロンクス動物園-Bronx Zoo」。都市型の動物園として全米一の収容力を誇る同動物園は、ブロンクスの豊かな自然環境を生かした動物の生態展示でも知られています。西ローランド・ゴリラの住む熱帯雨林を再現した「コンゴの森-Congo Forest」は世界的にも有名で、それを目当てに沢山の人が訪れています。

マディソン街を走る高速バス、BxM11。99ストリートの停留所以降ブロンクス動物園までノンストップで走る。（2011年11月現在5.5ドル、支払いはメトロカードか硬貨のみ受付）。”ブロンクス・リバー・ゲート-Bronx River Gate”と呼ばれる入り口。園内には4箇所エントランスがある。
写真下：チケット売り場。Camel Ride以外すべてのアトラクションが込みになっているチケット ”Total Experience Ticket”がおすすめ。（大人29.95ドル、子供19.95ドル）紅葉のシーズンを迎え、赤や黄色に美しく彩られた木々。
写真下：動物園を横切るブロンクス・リバー。近年水質が改善されてきており、2007年には200年ぶりに野生のビーバーが確認された。世界中の鳥を集めた「ワールド・オブ・バード-World of Birds」。
様々な鳥の生態を学ぶ事が出来る。写真右上：南米に生息する大型インコ”ヒヤシンスマコウ-Hyacinth Macaw"
「タイガー・マウンテン-Tiger Mountain」入り口。
写真下：トラの生息地であるシベリアでの保護活動の様子を再現している。現存する8種類のトラのうち最大の大きさを誇るアムール・タイガー（別名：シベリアトラ）。
写真下：2.5メートルにもなるトラの大きさに息を飲む人々。「コンゴの森-Congo Forest」。入館料5ドル。（一日券は無料）
ゴリラの生息する熱帯雨林を再現したコンゴの森。6.5エーカーの広い敷地にはゴリラだけでなく、オカピやコロブス・モンキーなどの動物が約70種類生息している。広々とした広い敷地でくつろぐゴリラ達。野生では密猟や森林の伐採が加速して、絶滅の危機に瀕している西ローランドゴリラ。
ゴリラ舎に隣接する展示施設では自然と人間との共存の大切さを訴えている。
写真下：入館料の5ドルの使い道を決められる投票モニターや、募金箱なども設置されている。アジアに生息する動物をモノレールで観察できる「ベンガル・エクスプレス・モノレール-Bengali Express Monorail」。（冬期は運行を停止している）利用料4ドル。（一日券は無料）豊かな自然の中をゆったりと走るモノレール。車上からアジアに生息する十数種類の動物を眺める事が出来る。
写真下：紅葉の美しいブロンクス・リバーの眺め。「ジャングル・ワールド-Jungle World」。入場料4ドル。（一日券は無料）
アジアの熱帯雨林に生息する800種の動植物や昆虫が展示されている。
うっそうとツタの生い茂る館内。
写真下：淡水亀"スッポンモドキ-Fly River Turtle"や”ジャイアント・グラミー-giant gourami”が泳ぐ大型の水槽。サバンナに住む動物が展示されている「アフリカン・プレインズ-African Plains」。
写真中右：ユニークな毛皮で”ペインテッド・ドッグ”の別名を持つ”アフリカン・ワイルド・ドッグ-African Wild Dog」。「は虫類館-World of Reptiles」。
写真左下、中右：巨大なワニ”マレーガビアル-False Gharial”皮革目的の乱獲により絶滅に瀕している。ガラパゴス諸島イザベラ島に生息する”ウスカワゾウガメ-Volcan Darwin Tortoise”。ラクダ乗りを体験できる「キャメル・ライド-Camel Rides」。体験料6ドル。昆虫型のユニークな回転木馬「バグ・カルーセル-Bug Carousel」。園内で一番大きなカフェ「ダンシング・クレーン・カフェ-Dancing Crane Cafe」。
動物園オリジナルグッズなどを始め沢山のアニマル・グッズを取り揃えるギフトショップ「Bronx Zoo Shop」。
写真下：子供に大人気の4-Dシアター。チケット料金5ドル。（一日券は無料）