「姉・凪子」 Part2:どこまでも あれから数ヵ月経った。 あの正月の夜から、僕は週末のたびに 姉さんのマンションに通っている。 凪子は2度目から僕の前で女になった。 血を分けた姉弟だからか、僕たちの行為は深く、 麻薬のように、身体を重ねるごと、 2人の心身は蝕まれていくような気さえする。 そして僕は、姉さんの住む街から遠くない大学に合格した。 両親は経済的な面から広いマンションを借り直し、 そこで姉弟2人で住むことになった。 姉は複雑な表情だったが、僕に異存はない。 2人の生活が始まった。 ・・・マンションの風呂。 「姉さんって心と身体がアンバランスだね」 「なにそれ」 僕たちの新居の風呂場は広めで、二人が洗い場でくつろげる。 そして最近はセックスもここでするようになった。 「だって姉さん性格男っぽいくせに、身体はすげえエッチじゃない」 「そお? 聡は嬉しい?」 「あたりまえじゃない。肌も白くてきれいだし、さすがモデルだよな」 「ヌードの話もあるのよね、アタシ」 「それはダメ」 「なんで?」 「ほかの男のオカズになんてされてたまるか」 「・・・もう少し気の利いたこと言えないのお。 聡は大学生になってもボキャないねえ」 「そういうこと言う口は塞いでやる」 僕は凪子の唇を思い切り奪う。 「ん」 凪子は今日まで3日間、仕事で東京に行っていた。 夕方、帰ってきたばかりの姉さんを抱きしめると、 凪子もしたかったみたいで、パンティをぬがすとすでに潤っていた。 僕たちはまず、リビングでセックスをしてから、風呂に入ったのだ。 「洗って欲しい?」 「うん」 凪子は風呂のイスに腰かけた僕の前にひざまづく。 射精したばかりなので、 亀頭や陰毛が愛液と精液でヌルヌルしている。 凪子は右手でペニスを下から支えると、 人差し指と親指で輪を作り、シャワーをかけながら、 指を前後させてペニスに付いた2人の体液を流す。 そしてせっけんを付けるとペニスを握り直し清潔にしてくれる。 ムクムクと力がみなぎる。 「あはは。おちんちん固くなってきた。面白い」 「あたりまえだろ」 凪子はせっけんをたっぷり付けた手のひらで 僕の乳首や脇の下も洗ってくれる。 それだけで、またしたくなってくる。 「姉さんも洗ってやるよ」 僕も手のひらにせっけんをたっぷり付け、 風呂場に直に座ると凪子を洗う。 「ソープごっこだ」 「えー、どうやんの。だいたい聡行ったことないじゃん」 「そのくらい常識なの」 僕はせっけんの泡を自分の胸に付けると、 凪子の背中を胸でこすり始めた。 「泡踊り」 「きゃー、くすぐったいよう」 そのまま後ろから凪子のバストを揉み洗い。 姉さんはうっとりと身体を預けてくる。 柔らかくそれでいて張りのある乳房。 僕の指先が先端の小粒な乳首に触れるたびに、凪子は反応する。 愛しい姉さん。 ペニスにせっけんを付けて、凪子の脇の下を洗う。 「ちょっとぉ」 「ボディブラシ」 「ばぁか」 髪も洗いっこして全身にシャワーをかける。 二人とも全身びしょびしょの生まれ立てのようになって、 改めてキスを交わす。 全裸できつく抱き合いながら、口と口を合わせる。 プチュ、ヌチュ、チュ。 姉さんの舌を口の中に誘いこみ、 唾液を全部吸い取る。 姉さんもお返しに同じことをしてくれる。 勃起したペニスを姉さんの下腹に押し付ける。 両手で姉さんの柔らかなお尻を抱き、ペニスに押し付ける。 姉さんの乳房が僕の胸でつぶれる。 どこまでも柔らかく温かな凪子。 「バスタブに腰かけて」 「ん」 凪子を浅く座らせると、足を開く。 つやつやした陰毛の奥に姉さんの性器が息づく。 僕は姉さんのそこを指で左右に広げると、 クリトリスを舐める。 鼻にあたる姉さんの毛がくすぐったい。 舌先でクリトリスを転がすと、 「は、はぁん」 凪子が甘い声を出す。 そしてその下の潤った粘膜に口づけする。 ぴちょ、ぴちょ、ちゅっ。 左右の唇も交互に吸いこむ。 なんだか懐かしい海のような味がする。 「は、ひゃあん」 真っ白な身体に黒々とした陰毛、赤い性器。 凪子は何もかもさらけ出し、バスタブの縁に手をつきのけぞる。 そして、柔らかな太股が閉じ、僕の顔をふわっと挟む。 「聡にもしてあげる」 凪子は顔を上気させたまま洗い場にひざまずく。 僕を立たせて、右手でペニスを握る。 ペニスがちょうど姉さんの口の前にくる。 しばし右手で僕の硬直をストロークすると、 凪子は舌を出して大きく開けた口をペニスに近づける。 普段は清楚な感じさえする姉さんとは思えない、いやらしい顔だ。 そして、生温かいネロリとした舌の感触を裏筋に感じ、 そのまますっぽりと姉さんの口に含まれた。 おお| 姉さんはくわえたまま上目使いで僕の表情を確かめると、 口の中を唾液で満たし、本格的に頭を前後に振り始めた。 僕は姉の耳のあたりを両手で持ち、しばし姉の口を楽しむ。 じゅ、ちゅぷ。 姉はときおり舌をくるくると亀頭に絡め、 体液を吸い出すように先端の口のところを吸ってくれる。 僕はこの刺激にたえられず、今まで何度も姉の口に精子を放出したが、 最近はこの快感を味わえるようになってきた。 「姉さん、はめよう」 「ん」 僕は洗い場に寝そべると、姉をまたがせる。 騎乗位のセックスだ。 姉はペニスを右手で支えながら、 自分の中心めがけて、ゆっくり腰を下ろしてくる。 ぬちょ。 亀頭がこの世で唯一の感触に包まれる。 そのままズルリと奥深く飲みこまれる。 「う、くぅ」 僕は思わず声を漏らす。 凪子は完全に腰を下ろし、 姉の陰毛と僕の陰毛がひとつになった。 瞬間、 「は、あぅ」 姉がやるせない声をあげる。 なんて素敵な響きなんだろう。 僕たちは、性器同士を馴染ませるように、腰を円運動させる。 熱く固い塊が姉さんの内部をかき混ぜる。 何周かするうちに、2つの性器が溶けあい、 そこから快感の波が身体全体に広がってくる。 「あ、あぁ」 「はあーん」 「姉さんのあそこが動いてる」 「聡、気持ちいいの」 「まんこ、いい」 「いや、言わないで」 そして僕たちは同時に腰を上下に振り始める。 円運動の柔らかなまったりした快感が、 今度はより直接的な刺激に変わる。 ズン、ズン、ズン。 硬直したペニスが凪子の深いところを打つ。 姉さんは身体全体でペニスに突き刺されれているかのようだ。 お互いの性器が最深部で触れ合うときに、 快感の粒が脳で小爆発する。 そしてそれは、ピストンのたびに大きくなってくる。 姉のたっぷりとした乳房が僕の上で揺れている。 僕はせっけんを両手に付けると 姉の乳房に手を伸ばしヌルヌルと揉みしだく。 「はあん」 性器と性器の間に、 とろりとした愛液がさらに追加される。 快感のよだれを出し合う2つの性器に いよいよ歯止めがかからなくなってきた。 「凪子、いくよ」 僕は凪子の手を握ると、 姉を自分の女のように呼び捨てにして、 ラストスパートにはいる。 今日は中出しできる。 「あ、あ、は、は、いく!」 瞬間、僕は真っ白に爆発する。 「はぅーー!」 手をつなぎながら凪子も爆発した。 絡め合った指先に力が入る。 どくん、どくんと、濃密な精液が凪子の体内を満たす。 そして凪子の膣はペニスを根元から絞るように動く。 射精のタイミングに合わせ、ペニスを促すのだ。 「姉さんのおまんこがいい|」 僕の精液のすべてを吐き出させるような、絶妙の動きだ。 「はう、はうぅ、はん」 凪子の悩ましい声を聞きながら、僕は大量に凪子に注いだ。 凪子は手をつなぎペニスを入れたまま、 ゆっくりと上体を下ろしてくる。 お互いの唾液で喉を潤す。 「姉さん」 「ん」 「愛してる」 「あたしも」 「でも、もっともっと姉さんが欲しい」 お互いの吐く息を吸うように囁く。 僕たちは性器の結合だけでは足りないくらい、 求め合っているのだ。 姉をしっかり抱きしめ、鼓動を感じながら 僕は、この幸せが永遠に続けばと願う。 リビングでは凪子の携帯が鳴っていた。 続く。