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2006-02-04 第169号

kawamotoblog2006-02-04

主観的に取捨再編しており、原文通りではありません。
正確なところは、聖教新聞でお確かめください。
聖教新聞は明日の生活に希望と勇気を与えてくれます。
聖教新聞の写真は人々の明るい表情が特徴です。
教育・文化全般に良い記事が載っています。
社会面・スポーツ面も一通りそろっています。
他からノートするときは出所を記します。




★[一般] インドで第5回ラマチャンドラン・イケダ賞
★[名字の言] 決して教え子を見捨てない姿勢こそ教師の専門性
★[仕事][生活][病気] 交通事故重傷(頭蓋骨骨折・脳内出血)から生還、廃棄物関連業で盛業中
★[一般] 投書欄「声」和楽の家庭築く姿見て弘教のすばらしさを実感
★[一般] 無償で除雪「スノーナイト」に認定
★[一般] その他記事ヘッドライン



[] インドで第5回ラマチャンドラン・イケダ賞 (聖教2006/2/4) 11:54


第5回ラマチャンドラン・イケダ賞の授与式が1月28日(現地時間)、南印度のティルワナンタプラム市内で挙行された。

同賞はインドの平和・人道・教育団体「マダヴィ・マンディラム民衆福祉財団」が創設。非暴力、平和、人権等の分野で卓越した貢献が認められた人物・団体に授与され、インド各界から注目を集める栄誉である。

賞に名を刻む故ラマチャンドラン博士は、マハトマ・ガンジーの高弟で、幾度も投獄された独立運動の闘士。閣僚・国会議員、大学の創立者、平和思想家など多彩な活動で、「近代インドの創設者」の一人として知られる。

また、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長は、「ガンジーが知恵辞した非暴力の手段で、戦争と暴力のない世界、地球規模の人類家族をつくる」人物として、同財団の要請により、栄誉に名を冠することとなった。

今回は、ガンジーが創設し、奨学金制度などで恵まれない人々を支える「ケララ・ハリジャン支援協会のゴバールクリシュナン会長に賞が授与された。同会長は「数多くの機会に、池田先生の世界平和への比類なき功績に触れ、心から賛同を寄せてまいりました。偉大なる人物の名前を冠した賞を、わが協会に授与していただき、大変な誉れです」と喜びを語った。




[] 決して教え子を見捨てない姿勢こそ教師の専門性 (聖教2006/2/4) 11:54


学校教員の適性や能力が注目されている。教師の力量向上のため、研修や再教育制度の充実に、より力を入れるようになった。個別の取り組みの是非はともかく、教師の資質向上は、子どもをはぐくみ、よりよい社会を構築するための焦点であることはまちがいない。

2日付けの本紙教育欄で、よき師によって才能を開花させたヘレン・ケラーや塙保己一はなわほきいち に関する著書がある立正大学の堺正一助教授が「決して教え子を見捨てない姿勢こそ教師の専門性」と指摘していた。

教育が人間対人間の錬磨の場である以上、教育技術や知識の深さだけではなく、その信念こそが「教師としての魂」であるということだろう。いかに至難であろうと、その課題に向かって教育者が努力することによって、子どもたちの可能性を大きく開くことができる。

日蓮仏法は「だれもが仏の生命をもっている」との思想に貫かれている。どの人にも備わる無限の可能性を、どこまでも信じる――この仏法の視点に立てば、子どもの未来を信じぬくことは、すべての人々が心に刻みたい一点だ。

受験シーズンたけなわ。多くの未来部員が奮闘中だ。まずは私たち自身が「全員が人材」との姿勢で励まし、未来への羽ばたきに追い風を送っていきたい。




[][][] 交通事故重傷(頭蓋骨骨折・脳内出血)から生還、廃棄物関連業で盛業中(千葉県・橋本さん 男性66) (聖教2006/2/4) 11:54


船橋創価県の岩淵県長は橋本さんのことを「地道でまじめ、面倒みも良く、私たちの『信心のかがみ』の存在」と語る。橋本さんは他者の喜びをわが喜びとし、友の憂いをわが悩みとする「美しい信心の人」である。今、橋本さんへの信頼は、仕事では、グループ企業6社、従業員130人、トラック45台という規模になった。

◇幼少にして両親死別
橋本さんは苦労人。5歳で父を、7歳で母を亡くしている。きょうぢあはバラバラとなり、親せきに引き取られた。敗戦直後のことだった。

「きょうは田植えだ」「稲刈りを手伝え」。橋本さんが身を寄せた先は、岩手県の農家。学校を休んで「家業」を手伝うことが当たり前だった。両親と死別し、きょうだいと離ればなれになった寂しさに耐え、つらい農作業にも耐えた。

向学心やみ難く、習志野自衛隊に在籍しながら、千葉市にある夜学の短期大学を卒業。満期除隊後の1961年(昭和36年)、高校時代の同級生と結婚した。22歳だった。

同年、鉄工所に再就職した。職場の先輩から「功徳の出る信心だよ」と誘われ、「そんなにいいなら、自分もやる!」と、創価学会に入会。胸躍る思いだった。学会に関して、こんなに風評を耳にしたことがあったからだ。「息子を鍛え直したいなら、自衛隊か創価学会に入れるといい」。

橋本さんは思った。「俺は両方に入った。自衛隊で体を鍛えてもらった分、今度は学会で命を鍛えてもらおう!」 この素直さを信心で磨き、後年、橋本さんの人生は大きく花開いていく。数々の試練という人生の栄養分を吸収して…。

◇有為転変がつづく
入会直後。鉄工所が倒産した。自衛隊時代の退職金と郷里の先輩の協力で、千葉県八千代市に食料品を扱う雑貨店をオープンさせることができた。成功した。「これを変毒為薬(毒を変じて薬と為す)というのか」

ところがある日。橋本さんの運転する小型トラックに猛スピードのミキサー車がつっこんだ。大破した車から助け出されるが、頭がい骨骨折、脳内出血で意識不明の重体。当時の医療では、なすすべがなかった。

「助かったのは、家内と同志の方々の懸命な唱題のおかげ」。事故から18日後、橋本さんんは意識を取り戻す。頭の骨折も体中の傷も、最小限の治療と自然治癒力で治っていた。

1969年、スーパーマーケットの出現で、店に閑古鳥が鳴く。祈って転職を決意した橋本さんは船橋市習志野台へ。学生寮に住みこんだ。妻が管理人兼賄いを務め、不安定な家計を支えた。

新しい使命の道を…。橋本さんは自動車の解体業、焼き鳥店、おでん店と、職を転々。学会活動にも全力で取り組み、50世帯を超える弘教を成し遂げた。その結果、古紙回収業にたどり着く。

◇転機が来た祈った、そして花開く!
1970年代のオイルショックの影響で、この古紙回収業が当たった。雨後の竹の子のように同業者が増えた。しかし橋本さんは、もうけに走らなかった。

「利益より信用が第一。商売を成功させるには、この信心で人柄を磨き、福運を積む。そこにしか、人生の勝利はないよ」 学会の先輩のアドバイスを肝に銘じてきたからである。

薄利多売を心がけた橋本さんに、やがて、あちこちのPTAなどから指名が入った。トラック5台を使うほど成功した。そんな橋本さんに、市役所から連絡が入った。「粗大ゴミ、空き瓶や空き缶などの収集・運搬をお願いできないか」

やめておけ、そんな仕事! 同業の仲間たちは反対した。廃棄物処理業という、当時まだ一般に耳慣れぬ仕事に対する偏見だった。だが、橋本さんは違った。御本尊に祈った。

「自分のできることで、社会の役に立つのが使命。環境改善につながり、喜んでくれる人がいるなら」と、引き受けることを決断した。「橋本商事」を法人化して、船橋市と委託契約を交わした。以来28年、このことが機縁で、廃棄物関連企業グループ6社にまで発展した。

橋本さんは、習志野台7丁目自治会長を7年間務めている。また、4年前から再び地区部長に就任。以来「率先垂範の行動を」と、毎年1世帯の弘教を実らせている。




[] 投書欄「声」和楽の家庭築く姿見て弘教のすばらしさを実感(岐阜県・河田さん 主婦67) (聖教2006/2/4) 14:04


先日、岐阜県在住の創価大学・創価女子短期大学の在学生・卒業生の父母の集いがありました。席上、親子リレー体験が行われたのですが、私の中学生時代の同級生である河合さんが登壇しました。

高校1年のとき、私は真摯に人生を考えている河合さん(男性)と対話。共感された河合さんは、家族の了承を得て入会しました。4カ月後、お母さんも信心を始めました。以来、学会とともに歩まれて、3人の子どもさんを広布後継に育てられました。

長男は男子地区リーダー、長女は県主任部長、父親といっしょに体験発表した二男は、男子部ニューリーダー、牙城会大学校生。創大卒業後、名古屋大学大学院に進み、昨年、経済学博士号を取得した。父子のドラマは感動的でした。

河合さんは2年前、定年退職しましたが、好条件で再就職し、昨年から創大通教生としても学んでいます。

一高校生が掲げた広布のたいまつは、いま、お孫さんを含めて9人へと継承されています。和楽の家庭を築かれた姿に、あらためて弘教のすばらしさを実感しました。




[] 無償で除雪「スノーナイト」に認定(青森県・木村さん 男性71) (聖教2006/2/4) 11:54


青森市の市民グループ「北国のくらし研究会」が昨年末、無償で地域の除雪を行っている29人を「スノーナイト」(雪の騎士)に認定。木村さんが町会の推薦を受け、メンバーに選ばれた。これは雪のモラル向上をめざし、開始された顕彰で、今回で4回目を数える。

青森市は人口30万人以上の都市としては世界有数の豪雪地。今年も一時、積雪が136センチを記録し、雪害による負傷者が多数出ている。木村さんは入会45年。「安心・安全の地域づくりに役立ちたい」と17年間にわたり、冬期の通学路の確保をしてきた。また10年間にわたり、近所のバス停留所やごみ集積所周辺の除排雪を行ってきた。




[] その他記事ヘッドライン (聖教2006/2/4) 13:44


〇あすと明後日 全国で御書講義
〇岩手・宮古平和会館 きょう開館
〇石綿被害救済法が成立 来月施行
〇議員年金廃止法も成立
 △在職10年、受給の道残す
 △民主党 受給者続出なら面目立たず
〇除雪費 197市町村に28億円補助