■08年の世界選手権でも三重苦
実は、浅田は08年3月の世界選手権(ヨーテボリ)で初の世界女王となったときも、三重苦に追い込まれていた。
2月にコーチだったラファエル・アルトゥニアン氏から師弟関係の解消を電話で告げられ、コーチ不在での練習。焦りの余り、根を詰めて練習したため、2月下旬に左足首をねんざしてしまった。
そしてフリー本番では、冒頭のトリプルアクセルを踏み切ろうとした瞬間にスッポ抜けて転倒し、壁に激突した。
もう優勝を諦めかねない状況――。そんな逆境のなか、浅田は転倒のあとはノーミスの演技で、鮮やかに初優勝を手にしたのである。
当時、浅田はこんな言葉を口にしていた。
「『私は逆境の方が力を発揮できる』ってポジティブシンキングしたんです。追い込まれるのには慣れました」
■「すごく勉強になりました」
それから4年半が過ぎた今回のGPファイナル。「痛み」を抱えての試合は久しぶりだった。浅田はいう。
「最近は試合で痛みを抱えるというのは全然なかったので、ファイナルなのに痛くなっちゃって、6分間練習では不安になってしまいました」
「でも、こうやって今日も信夫先生の一言で、気持ちが(前向きに)湧きました。サポートしてもらっていますね。こういう試合への持っていき方は、すごく勉強になりました」
ロシアのソチで9日まで開かれたグランプリ(GP)ファイナルで、4年ぶりの優勝を飾った浅田真央。腰痛を感じながらも耐えていたことを、試合後に明らかにした。ケガの不安を抱えながらの戦いのなか、浅田が手に…続き (12/14)
東日本大震災からわずか1年半後、震災の爪あとがまだ残る宮城県で、今年のフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯が行われた。男子は地元出身の羽生結弦(宮城・東北高)が261.03…続き (11/29)
2011年、12年世界選手権を連覇、バンクーバー五輪シーズン後の2シーズン余りで出場した国際大会は11大会で9度優勝、2位が2度(12年4月の国別対抗戦のワールド・チーム・トロフィーは除く)。パトリ…続き (11/22)
| 選手名 | 開始 | スコア | 対戦相手 | 出場 |
|---|---|---|---|---|
| 長友佑都 インテルミラノ |
12/10 4:45 |
2-1 | ナポリ | 先発 |
| 宮市亮 ウィガン |
12/9 0:00 |
2-2 | クイーンズパーク | - |
| 長谷部誠 ウォルフスブルク |
12/8 23:30 |
3-2 | ドルトムント | 先発 |
| 内田篤人 シャルケ |
12/8 23:30 |
1-3 | シュツットガルト | 先発 |
| 香川真司 マンチェスターU |
12/9 22:30 |
3-2 | マンチェスターC | - |
| 岡崎慎司 シュツットガルト |
12/8 23:30 |
3-1 | シャルケ | - |
| 清武弘嗣 ニュルンベルク |
12/8 23:30 |
2-0 | デュッセルドルフ | - |
| 酒井宏樹 ハノーバー |
12/10 1:30 |
3-2 | レーバークーゼン | - |
各種サービスの説明をご覧ください。