アンデルセンの「最初の童話」、デンマークで偶然発見 少年時代の作か
AFP=時事 12月13日(木)11時51分配信
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デンマーク・コペンハーゲンにある、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話で有名な人魚姫の像(2012年7月1日撮影)。 |
【AFP=時事】「人魚姫」などの代表作で知られるデンマークの童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)が初めて書いたとみられる未発表の童話が、デンマーク国立公文書館でこのほど偶然、発見された。
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題名は「獣脂ろうそく」で、自分の居場所を見つけられずに悩む1本のろうそくが主人公。やがて、ろうそくは火打ち箱に出会い、芯に火を付けてもらって初めて自分の価値に気付くという物語だ。
国立公文書館のマッツ・ピーター・クリステンセン(Mads Peter Christensen)館長が12日、デンマークのポリティケン(Politiken)紙に語ったところによると、地元の研究者がたまたま公文書館内で原稿を発見し、同館職員に知らせたという。
アンデルセンの後期の作品のように洗練されていないことから、少年時代に書かれたものではないかとみられている。
地元のアンデルセン研究家らは、恐らくアンデルセンの最初の童話に間違いなく、作家として独り立ちする前の子どものころからアンデルセンが童話に興味を持っていた証拠だとして、「驚くべき発見だ」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News
最終更新:12月13日(木)12時3分
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